タイトルからして期待大。
メジャーアップデートで何が変わったかを見ておきたい。
全部で3つある。
1.Generated Workout
Understanding and Using Generated Workouts | Stryd Help Center
前提
2024/10末まではフリーでつかえるが、それ以降は有料になっている。
Stryd Mobile Appを最新にしておく必要あり。
あと、Stryd PowerCenterにランニングのトレーニングデータにアップロードしてあること。
どういうメリットがありそうか?
Generated Workoutsの主な機能は次のとおりです。
比類のないパーソナライゼーション: すべてのワークアウトは、あなたの長所、短所、目標に合わせて調整されます。 ライフスタイルへの適応性: ワークアウトはスケジュールに合わせて柔軟に行うことができるため、柔軟性がなく一貫性が保たれます。 継続的な進化: システムはユーザーのパフォーマンスから学習し、常に挑戦と進歩を続けるために調整します。
元ネタ
Understanding and Using Generated Workouts | Stryd Help Center
要するに、Stryd が最近のアクティビティに基づいたワークアウトを生成してくれる。
その際にインプットとするデータは以下のもの。
-
ランニング能力
-
あなたの典型的なランニング ルーチン
-
最近のトレーニング負荷
-
過去のパフォーマンス
つまり、Stryd アプリ内の利用可能な情報を使用して、推奨されるワークアウトを生成されることから、Stryd ポッドを一貫して使用しトレーニング プランに従うほど、生成されるワークアウトがより正確で有益になるということ。
その時のコンディションに適したワークアウトが作成されることになるので、今必要なトレーニングができるのは大変ありがたい。
トレーニングプランを組んでレースに向かってワークアウトを実施している際に、まとまった時間が確保できた場合など新たなワークアウトを入れる時などに使えそう。
2.Stryd Footpath
How to use Stryd Footpath with Next Gen Stryd & Stryd Duo | Stryd Help Center
前提
Next Gen Stryd(1つでも2つでも可能)を使用していること。
StrydのFirmwareを最新化してあること。
Strydの有料会員であること。
どういうメリットがありそうか?
Stryd の Footpathがどういったものかを最初に理解しておきたいところ。
簡単にいうと、シューズに軌道を計測し視覚化できるものと言えば良いかな。
元々計測には2つのStrydを装着する前提にしていたが、今回のメジャーアップデートで1つのStrydでも計測できるようになった(といっても計測できるのはStrydをつけてある足のほうだけ)。
Footpathを計測することで、トレーニングによるパフォーマンスへの影響を定量化・視覚化できる。数字化できれば客観的な評価ができるようになる。
Stryd Footpath データの使用方法
Stryd Footpath データの評価は、主に、アクティビティ間またはアクティビティ中に歩道がどのように変化するかを特定することに重点を置く必要があります。ランニングのコンテキストを関連付けて変化の原因を理解し、それらの変化がランニングの目標にとって有益かどうかを判断する必要があります。
このデータを活用してランニングを強化するさまざまな方法をいくつか紹介します。
- 怪我: 怪我から回復する際のFootpathの微妙な変化を定量化することで、回復プロセスを追跡します。
- 疲労: ランニング中およびランニング中にいつどのように疲労するかをモニタリングして、疲労と戦うためにトレーニングを調整できます。
- 訓練: Footpathに対する訓練の影響を定量化して視覚化し、訓練が意図した利益をもたらしているかどうかを判断します。
- シューズ: シューズの選択の違いがFootpathの形状を変え、ランニングにどのような影響を与えるかを観察してください。
- パフォーマンス: Footpathを視覚化して、パフォーマンスの変化に応じてFootpathがどのように変化するかを示すパーソナライズされた指標を決定します。
3. Run Form & Shoe Analytics
Understanding and Using Stryd's Run Form & Shoe Analytics | Stryd Help Center
前提
(Footpath を使うことが前提のため、Footpathの前提と同じ)
Next Gen Stryd(1つでも2つでも可能)を使用していること。
StrydのFirmwareを最新化してあること。
Strydの有料会員であること。
どういうメリットがありそうか?
Footpath分析では、さまざまな期間と走行速度にわたってこれらの指標を分析することで、ランニングのパフォーマンスと進捗状況を包括的に把握できる。
トレーニングでどのシューズを使ったか記録するよう設定してあれば、シューズによる走りの違いが客観的に見れるようになる。
ランフォームとシューズの分析とは何ですか?
Run Form & Shoe Analytics は、ランニング データを実用的な洞察に変換する Stryd の画期的な機能です。この強力なツールを使用すると、次のことが可能になります。
Run Form & Shoe Analytics は、次のような重要な指標の詳細な分析を提供します。
Critical Power: 持続可能なCritical Power
Duty Factor: ストライドサイクルに対する接地時間
Vertical Oscillation:走行中の上下運動
Leg Spring Stiffness: 脚のエネルギーの貯蔵と復帰の効率
Impact Loading Rate: 各ステップで体にかかる力の速さ
ある日のワークアウトから1分間のインターバル中のFootpath分析をしてみた。
ワークアウトの1分間のインターバル区間を選択するだけで分析結果はすぐに表示される。ワークアウト時は260W前後。
シューズは現在アシックスのMagic Speed2がデフォルト設定になっている。
意外と左右差がないんじゃないかなと。
強いていうなら、左足のほうが後ろに流れがちかな。
シューズを変えたらFootpathが変わるので、それを客観的に見れるのはありがたい。
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