あまりの暑さに、レース当日朝まで無事開催されるかわからなかった。
無事開催されることとなり、あとは全力を尽くすのみ!
天気
例年よりもちょっと暑いぐらいというところ。前日雨が降ってくれたおかげ?
最低 27℃ 最高 31℃ といったところ。
北東の風が、昼に向けて段々強くなるのがちょっとやな感じ。
リザルト
Rタイプ(リレータイプ)
順位: 3位
タイム: 5:25:51(バイクパートは3:06:18で1位)
レース当日のタイムライン
3:45 起床
4:45 宿出発 (車中で朝食を食べる)
5:15 駐車場に到着。受付へ
7:30 スイムスタート
8:14 バイクスタート
11:21 ランスタート
12:55 ゴール
結果考察
コースとその標高(BタイプおよびRタイプは同じ108km)
事前準備
事前のトレーニングは順調だったので、今回は自信あり。
こんなときこそつまらないミスで勝利を逃したくないので、過去のレース時に記録していた「次回にむけた改善点」を全部見返して、ちゃんと対応できているかを確認。
2017
2018
2019
2022
直前のトレーニング中に変速の不調が見つかったのでバイクショップで整備してもらう。ブレーキも再調整済み。
バイクには不安がないことが大前提。
あと、1週間前の日曜にマッサージにいって全身の疲れをとってもらうことに。疲れをためたままレースは走れないからね。
修理道具
トラブル対応のため、ストレージに搭載するのは以下のもの。
軍手の指のところに金属のものを1つずつ入れておくと、収納時にガチャガチャせず、取り出しも「指」単位でできる。ドラフティングボックスの蓋は、すべてをパッキングした後にビニールテープで止めておいて走行時に外れないようにする。
当日の朝食
宿で準備してもらった、おにぎりが2こ入ったお弁当。
唐揚げやら卵焼きも入っていて大変美味でした。
補給食
- 水ボトル x2本
- Winzone x 5袋 → ソフトフラスク(150ml)に全て入れる
- メイタン 2Run x 2袋 →1袋はレース前にとる。もう1袋はレース中
- エネモチ x 2袋
ボディーナンバーは両足のふくらはぎのところにつけておいた(腕だとウェアに隠れてしまうので)。
ゼッケンはジャージの背中部分にシールでしっかり取り付ける。
今回はサイコンの設定を15分ごとのオートラップとしておいた。
補給のタイミングをオートラップのアラームで知りたかったのと、15分単位で平均出力が狙ったところになっているかを確認するため。
レース会場に到着したらバイクラックにバイクをセットし、その後、3人揃って受付へ。
スイムスタートは7:30
チャンピオンシップ・Bタイプ ・Rタイプ は同時スタート。
今年はRタイプ(リレー)は参加チームが多く、スイムアップが一番早いところは26分。その後も続々とスイムアップが続く。
過去にリレーで優勝したことあるチームが3番手でスイムアップしてきていたので若干焦るが、今日の暑さと風向きではバイクパートは誤魔化しがきかないので、自分の走りをちゃんとやればいけるはずと考え直す。
サイコンの電源も入れて、サイコンが心拍計とパワーを拾っていることも確認。腿上げしてみたりエアペダリングやって身体がある程度ほぐれたら、あとは落ち着いてスイム担当が上がってくるのを待つことに。
うちのスイム担当は、スイム2kmを42分で終了。
リレーチームでは18番手だったかな?
トップチームと17分離れているので、トップチームに届くかはバイクパート次第。
あとは任せろー
バイクスタートは8:14
今回もバイクのステム上に自分が意識すべきポイントを書いた紙を貼っておいたので、バイクパート1位で帰ってくるために、一つづつ着実にやっておきたい。
ベースバーは広いので貼り付けるにはちょうど良い。
トランジットエリアを出てすぐにバイクに乗る。
最初の10分ほどはアップ時間。年齢的にも急な運動は身体によくないのでここは焦らない。今回もチャンピオンシップおよびBタイプの選手が先にスイムアップして走っている状態だったので、ひたすら抜き続ける感じ。
アップ時間を終えてスピードを上げ始めてからは「右通りまーす」と声がけ。向かい風区間なので、元気な時に出力を上げすぎないように細心の注意を払う。
ケイデンスは90rpmをコンスタントに超えるようこまめにギアチェンジ。
ケイデンスは楽に維持できているし、なにより(東京と比べて)暑くないのはありがたい。
両津港を右折し、ちょっとしたアップダウン区間で出力をあげ過ぎないようメーターを見ながら登る。アップダウン区間を終えたころには追い風区間になりスピードがのる。
オートラップが15分おきにアラーム音でおしえてくれるので、その度に
- 水分を補給する
- 水で後頭部と首筋あたりを冷やす
- 補給食を少し食べる
というルーチンを繰り返す。
ポジションはできるだけ頭を低くして空気抵抗が少なくなるように意識。
たまに海のほうを見るとすごく綺麗なので、こんないいコースを走れていることについ笑顔になってしまう。道中の地元の人たちのほのぼのとした応援もありがたい。
各AS・WSでは毎回空になったボトル1本を投げて、水ボトルを1本受け取ることを繰り返す。受け取った水ボトルはばっちり冷えてて最高に気持ちいい。
ちなみに赤泊で水ボトルをリクエストすると、この子が手を伸ばして待ってくれてた。
スピードを落として水ボトルを受け取ると、補給所の人たちも大盛り上がり。
グッジョブ、ありがとう!
いつもなら1.5時間経過すると陰茎部の下あたりが痛くなるのだが今回それもなく順調。心拍と平均出力も想定範囲内で推移している。
先行していた人たちを抜かす際に様子を見ていると、暑さと向い風に体力を削られている感じをうけた。ただ、マークしていたリレーチームのバイクをまだ抜けていないのでちょっと不安になる。
スタート時にトップチームとは17分差があったので、すぐには追いつかないとは思うがそろそろ見えてきてもいいんじゃないかな。
小木ASまできた。
いよいよ登り区間が登場だ。
登りに手こずっている人たちが前方に見えてきて、その中にリレーチームが複数いる!
こちらは出力を一定ペースで登るがそれでもスピード差があったので、相手はかなりへばっていると思われる。
こちらは残りの距離(20kmほど)で少しでも差をつけたいところ。そのためにも、登り・平坦・下りとペダリングを止めず少しでも出力を維持する走りを心がける。
羽茂ASで最後の水ボトルを受け取り補給食もしっかりと摂っておく。
今回はなぜか脚攣りの気配すら感じられず、ケイデンスと出力が維持できている。トレーニングの成果とここまでの出力コントロール・補給がうまくいっている証拠だろう。
最後の登りを終えたらあとは下りと平坦だけ。
予報通りこの区間は向かい風で風が強くなっている。向かい風に耐え忍ぶためしっかりとエアロポジションをキープし少しでも楽に進むようにする。
トランジションエリアが見えてきたが、もう終わりかという感じ。
今年のバイクは楽しかった。
トランジションエリアのスタッフさんに確認すると、リレーは2チームが先行しているとのこと。
マジっすか!?
今回バイクパートは結構いいペースだったけど、先行している2チームのバイクも結構速かったんだろうなぁ。どこのチームだろう。
ランスタートは11:21
順位速報を確認してみる。
先行している2チームのランの通過時間と、うちのチームのランの通過時間を見比べるが差が徐々に開いている感じ。
つまり先行2チームのランは「速い人」ということだ。
何があるかわからないから最後まで気は抜けない。
19kmの通過時間を見て、漸く順位を確信。
無事ゴール!
走行データ
TSSおよびNPの値は例年に比べて下がっているのは、これまでの改善活動によるマージナルゲインによるもの。
出力とケイデンスをあらかじめ決めた範囲で走ること、TTポジションを意識して走ることで省エネ走りができており、リレーのバイクパート1位をちゃんと確保できた。
過去を振り返ってみると、バイクパートは
2017年 3位
2018年 1位
2019年 2位 (ここは1位と6秒差)
2022年 1位
2023年 1位
と上出来な結果。
特に今年はトレーニングが計画通りにでき、バイクパート1位を狙ってとれたのは大きい。
次回に向けた改善点
使用機材
フレーム:Trek Speed Concept 9
フロントホイール:Bontrager Aeolus 5(Tu)
リアホイール:Corima DISK CN 2D(Tu)
タイヤ:Continental Competition 25mm
DHバーシフト:SW-R671
ブレーキレバー:ST-R8050
フロントディレーラー:FD-R8050
リアディレーラー:RD-R8050
クランク:FC-R8000(50-34)with ペダリングモニター
カセット:CS-R8000(11-28)
ブレーキ:Bontrager Speed Concept integrated brakes
サドル:Specialized Power Expert Saddle 143mm
ここの宿はよかったよ。