Take Action

50歳からはじめたフルマラソンでサブスリーを目指す。

Stryd Training Plans をやってみた

10月から12月まで3ヶ月間、Stryd Training Plansを実施してきた。

目標は、川内杯で自己ベストを出すこと。

  

Stryd Training Plansを使ってみてどうだったかを整理してみた。

 

 

 

 

メリットその1 レース日までの、必要なワークアウトを自動的に作成してくれる

 

レース日にベストなパフォーマンスが発揮できるよう、ワークアウトを適切に組むのは職人技(コーチ)が必要だと思う。 

そんなことができるスマホアプリがあるなら、使うしかない。

作成したワークアウトを実施する際には、ウェアラブルバイスとの連携も必須かな。

 

 

こういった機能は、ウェアラブルバイスのサービスとして提供されている場合が多い。あとは、サードパーティのトレーニングアプリ(Training Peaks、Final Surge, Today's plan, 2Peaksなど)からワークアウトメニューを同期させるパターンもある。

 

 

 これらのサービスでは

  • 目標とするレースの種類(5km、10km、ハーフマラソン、フルマラソン
  • 目標とするレースの開催日
  • 練習に取り組める時間・頻度など

あたりをアプリで入力すると、自動的に目標とするレース日までのワークアウトを作成してくれる。当然、休息日なども設けてくれているのであとは提示されたワークアウトを着実にこなしていけばいいだけ。

 

ワークアウトも

はじめはやさしめで次第に強度があがっていく

な組み方なので、無理なく続けやすい。

 

メリットその2 ワークアウト強度を、現在の自分の実力(CP)にあわせて自動的に設定してくれる

自分の実力に合わせてワークアウトの強度を調整するのが、初めたばかりの人に取って一番悩ましいところ。というか、どうすればよいかその判断基準がわからない(^^)

 

10kmを35分を切ろうと思っている人と、フルマラソンでサブ4を目指す人とでは、ワークアウトの時間や強度は違ってくるはず。

 

 

仮に

3:30/km x  400m x 6本 

と指定されても、今の自分にとって、3:30/km があっているかわからないうえ、オーバーペースだった場合は、狙った本数をちゃんと終えることができない可能性すらある。

 

でも、今の自分の実力を表す数字がCP(Critical Power)がわかっていれば、仮にCPが 251Wだとすると

238W〜256W x  1:00  x 6本

と指定されれば、自分のCPの 95%〜102%をキープすればよいので、狙った強度を最後まで維持しやすい。

 

 

 

レーニングを重ねていると、当然のことながら自分の実力も向上してくる。

現在のパフォーマンスに合わせワークアウトの強度を自動的に反映してくれるところも、Stryd Training Plansのワークアウトは考慮されているので心配なし。

 

 

レーニング効果を最大化するのには、自分にあった強度でやることが一番重要だからね。

 

 

 

メリットその3 各ワークアウトの実施結果をアプリで詳細にみることができる

ワークアウトをやって終わりにするのではなく、ちゃんとトレーニングの効果がでてきているか?

を確認するには、ワークアウトの実施結果を分析し客観的に俯瞰する必要がある。

そのためにも、アプリ側にそのような機能が備わっていることが重要。

 

そのような機能を使えば

  • 自分の実力(Critical Power)がトレーニングでどれだけ向上しているか
  • 現在の自分のパフォーマンス(フィットネス)および疲労がどれだけなのか

といった、パフォーマンスを左右する指標を提示してくれるので、自分の状態を客観視することができる。

 

つまり

  • 今はパフォーマンスが向上している途中なのか?
  • それとも疲労が溜まって休むべき状況なのか?

といった状況判断できるようになる。

 

これほど心強いことはない。

 

 

 

結果 パフォーマンスは向上したのか?

まずは、Stryd Training Plansに提示されたワークアウトを黙々とこなしていくと、同じ距離を楽に走れる身体になってきたことを実感できた。

特に、自分の実力をあらわす数値(CP)がしっかり向上していて、数字で証明された感じ。

 

 

フィットネス(42日間のRSSの平均値)の推移

10/1 時点   算出不能

12/12時点  26 RSS/d ・・・  こんなもんです。

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Power Duration Curveの推移

これは該当する期間のトレーニングにおける最大値なので、参考として。

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自分の実力(Critical Power)の推移

10/1   192 W(3.1 W/kg)

12/12   251 W(4.1 W/kg)

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Stryd Training Plansなら無理なくワークアウトをこなすことができ、ちゃんとパフォーマンス向上を感じることができている。

川内杯でもいいタイムが出せそうな感じ。