晴れましたー!
雲一つない羊蹄山。 右下は?というツッコミは却下です。
天気
天気と気温は申し分ない感じ。ただし、北風が強め。
リザルト
50-54歳 男子
10位
https://d3kmq6thb9m3lf.cloudfront.net/logos/85km-Men-Age-of-50-to-54.pdf
レース当日のタイムライン
4:40 起床しすぐに朝食
おにぎり3つ + オイコス1つ
ホットコーヒーを飲むのをわすれてた
5:50 宿をレンタカーで出発
6:20 蘭越駅そばのらんらん公園に到着
6:40 スタート地点へバイクを置いて陣取り
7:35 レーススタート
10:05 レース終了
補給食
キリン 富士の天然水 ✕ ノーマルボトル1本
チャレンジャー1袋 を水で溶かしたもの ✕ ノーマルボトル1本
メイタン 2Run ✕ 1袋
メイタン サイクルチャージカフェインプラス200 ✕ 3袋
装備
GIRO 指切りグローブ
OUTWET SLP1 CARBON
ウェーブワン レジェフィットワンピースジャージ
Rule28 エアロソックス
AirFit
Wahoo Tickr X
結果考察
今回の主目的は
・年代別で上位25%以内に入って、UCI Granfondo World Championshipsへの出場権を取得すること(できれば、少しでも上の順位で入って権利獲得したい)
・怪我せずゴールすること
ただこれだけ。
スタートから海まで(0km〜18km)
日があたると暑いので、日焼け止めをちゃんと塗ってからスタート地点へ。
パレード区間中に軽いギアでアップを兼ねて脚をクルクルしておく。意外と脚が回ってくれるので、今日は調子はいいんじゃなかろーかとポジティブシンキングタイム。
最初の登りに入ったあたりでリアルスタート。
フレッシュな方々が多いので、うっかりするとどんどんポジションを下げてしまう。この先ポジションをあげられるタイミングがあるだろうと無理をせず、早く身体が動くようになれとできるだけ軽めのギアを回す。
最初の登りがおわり、下りに入ったあたりでチームメンバーも視界に入る場所にいて、比較的ポジションをあげてきた感じ。とはいえ、まだまだかなりの人数が前方にいるし、本能的に離れたほうと感じる人たちもちらほらと。
うーん、ぎっちりだね。
どうしよう?と思っていたら、集団の左前方から風が吹いている状態だったので、左側は風を嫌ってスペースが空きがち。
ここを行くしかないだろーと、ちょっとした登りかえしで集団の速度が落ちたときや、風が強く吹いて集団が右側に寄った時にすすすっと一番左から前方にあがっていく。
途中チーム員も抜いていった。
ちょっとした下り区間で集団の速度が上がったときに、集団の先頭付近(自分の右斜前方)でハスって落車する人が見えた。スピード出ており落車したバイクが完全に左側向きになってこっちに飛んでくる。ここから祈りの時間。
私のすぐ右側にいた人が、飛んできたバイクに乗り上げるのが見えたものの、こちらもかなりのスピードが出ており(何もできず)そのまま横をすり抜けていく。
スタート地点から10kmも走ってないのじゃなかろうか。。。
「安全に最後までゴールしましょう」と朝メンバーとも話したばかりだっただけに、何事もなければよいのだが。
落車による影響で集団のサイズは一気に小さくなり、後ろから元気にあがってくる人がほとんどいなくなった。この時点で視界に入るゼッケン番号の色からして若い人たちが比較的多かったような気がする。自分より後ろの人たちがどのカテゴリーかはよくわかんない。
集団は平坦区間を一定速度で走る。三船さんのすぐ後ろにいる時間が多かったのでレースの中で唯一平穏な時間。
海から新見の登り口まで(18km〜49.3km)
海で折り返したあと平坦部分を走っている際に、パラアスリートの藤田さんが前方からゆっくりと下がってくる。本当にいいコースですねと言葉を交わしつつも、するするとまた前方に上がっていく姿をみてやっぱりオリンピアンってすごいんだなーと思う。この区間は追い風気味だったので結構ハイペース。
そうこうしていると25km地点になり、右折し登り区間に入る。
4分間ほど5倍を出し続けてたみたいだが、三船さんが自分のすぐ前にいたのでついていく感じ。集団は随分縦長に伸びるがちぎれる感じはない。
その後くだって平坦区間に入り、集団も一塊になる。追い風で快調に飛ばしていると、すぐ右でホイールがカンカンと異音を出している人が。。。よく見たらスポークが折れてるじゃないですか!
聞いてみると、落車事故の際にホイールにディレーラーにあたりホイールが壊れたらしいのだが、こんな状態で走り続けていると自分だけでなく他人も巻き込む可能性があるので、マビックカーを待ってホイール交換すべきですよとお伝えする。
落車の余波がこんなところにまで。。。。
スタートしてからここまで、約15分おきに補給をこまめに取ってきた。
暑さが苦手なので、水分は多めに取っておいた感じ。
新見の登り(49.3km〜)
ここまでずっと省エネ走りを心がけてきたつもり。新見のKOMを通過するときの順位が最後の着順にほぼ近い気がするので、集団内のどこあたりの位置でKOM通過できるかが重要。
登り始めると最初は5倍程度で先頭集団についていたが、このペースで登りつづけると間違いなく自分の脚が売り切れるので、自分のペースを保てる4.5倍程度で登り続ける。
先頭集団とは徐々に距離が離れていくものの、この出力であれば最後まで破綻せずにいけそうだとわかったのは、実は心強かった。
ポジティブシンキングタイムは正しい。
ここからは自分のペースで走ればいいので、前から降ってくる人を拾いつつ90rpm近くで回し続ける。そうして一度斜度が緩んで66号線に入るころには5名程度の小集団になり、若者と50代が半々ぐらい。
登りは50代が引っ張りつつも若者がきれないペース配分をする。下りはガタイのいい若者の方が速いので(たぶん)。
結局、KOMはその集団で無事通過した。
66号線の下り区間に入ると若者タイム。下りで若者が先頭交代している後ろを、軽量な50代が遅れないよう50x11を回す。
サイコンで地図表示していて、登りや下りでコースの先を見通すのに結構役立った。あと登り距離がどれぐらいか、下りの後の左折ポイントがどのあたりかわかるだけでも、あらかじめ対処するための心構えができる。
343号線の登り(68km〜)
このころ、下りや平坦でキャッチした人も含めて10名ぐらいになってたかな。見た感じ
若者6:50代4
という感じ。
俗にいう2段目を登り始めてもペースを上げ下げする人もおらず一定で。新見の登りとくらべれば、感覚的にサイクリングのよう。
まさに運命共同体
この集団で最後まで行くぞ!というのを感じたのか、誰かが「これって上位25%に入れますよね?」と聞いてきたので「大丈夫だと思いますよ。先にいったのは(クラス混成で)20名ぐらいだとおもいますし」と答えておく。
すると、50代と思しき人が「グラスゴーにファーストクラスで行くぞー!」とみんなに聞こえるようにおっしゃっていたのが印象的だった。
どうぞどうぞ。
登り切るまえに一番後ろまで下り、集団内の全員のゼッケンの色を確認した。
50代が4名だけだったので、間違いなくグラスGoーできそうだと確信した時。
でも油断大敵。その後、右折して下っていく。
高架下から343号線の合流地点まで(76.7km〜)
ここからがいわゆる3段目の登り。
前後に集団は見当たらず、皆さん集団内での自分の順位だけが関心事(たぶん)なので、淡々と残り距離を消化する感じ。これまで登りはシッティングばかりだったものの、このあたりの登りでダンシングしても脚がつりそうにないことをチェック。最後の登りでダンシングもつかうことになるので、いきなりつっちゃったは避けたいし。
343号線からゴールまで(80km〜)
ゴールまでの残り距離が5kmの看板を見ると、いよいよゴールも近いなという感じになる。確か、最後の直登りは1分間のはず。
先頭交代は少し若者に譲ってゴールスプリントに備える。50代は4名だけなので、最後の登りできっちりトップを取り、グラスゴー行きを手繰り寄せたい。
セイコマを通過したあと、左折し登り始める。
すると、これまで一番後ろにずっといた人(リアホイールのスポーク折れてる)が一気に前に上がっていった。この人は同じクラスなので、自分はその人とラインが被らないようあがっていき、30秒ほど維持できるMAX出力をだして、同じ集団にいた50代を全員抜いてゴールした。
無事ゴールできて、ホッとしたというのが正直なところ。
この位置なら、グラスゴーは大丈夫なはず。
チームメンバーが無事で帰ってきて欲しいなと思っていたらさほど間をおかずに一人帰ってきた。聞くと、序盤の大落車で足止めをくらい、その後5名で回してきたとのこと。ゴールできて何より。
もう一人はどうしたんだろうか?まだ来ないので何かしら落車の影響かも。。。
使用機材
フレーム:Trek Emonda SLR(2018)
ホイール:Bontrager Aeolus 3(Tu)
タイヤ:Continental Competition 25mm
シフト:ST-R8050
フロントディレーラー:FD-R8050
リアディレーラー:RD-R8050
クランク:FC-9000 (50-36) with ペダリングモニター
カセット:CS-R8000 (11-27)
ブレーキ:BR-R8000
走行データ
のちほど