昨年の悔しさをバネに、今年は準備を入念に行った。
順位をどこまで上げることができるか!?
- 天気
- リザルト
- レース当日のタイムライン
- コースプロフィール
- 結果考察
- 奥の登り(0 km地点)
- 与那の登り(22.4 km地点)
- 高江の登り(38.7 km地点)
- 有銘の登り(75.1 km地点)
- 羽地ダムの登り(92.7 km 地点)
- 走行データ(Stravaのセグメント名 走行時間)
- 次回に向けた改善点
天気
本日の名護の天気予報は
最低気温は19℃、最高気温は27℃
風はそれほど強くなさそうだが、日差しが強いので日焼け止めは必須。
リザルト
市民レース 100km Over 40
タイム: 3:00:47
順位: 10位
レース当日のタイムライン
4:40 起床〜朝食を購入しに近くのコンビニへ
5:40 名護の宿舎よりタクシーで国頭村まで移動
6:10 国頭村へ到着。そのまま奥へ移動するため、選手用バスに乗り換え
6:40 奥に到着。自転車を受け取りレースに向けた準備
10:08 レーススタート
13:08 レース終了
コースプロフィール
補給所は、65kmあたりの慶佐次だけです(キリッ)
結果考察
朝食には、近くのコンビニで購入した
- ヨーグルト1個
- おにぎり4つ
おにぎりはタクシーで移動しながらもぐもぐ。
4つは食い過ぎだったとあとで反省することに・・・
会場に到着したらバイクを受け取り、ちゃんと動作するかをまず確認。
その後、ゼッケンを取り付けたり、日焼け止めを塗ったりと、補給食を確認したり、準備を一つづつおこなう。
トイレでの軽量化も忘れずに(^^)。
ウォームアップ
なし。
当日は、8時以降はコース規制されちゃってアップのために走るところがないっす。
補給食
水 ロングボトル2本
メイタン 2Run 1袋
メイタン カフェインプラス 2袋(フラスクにそのままいれて)
上記以外には、慶佐次の補給所にて、水を1本受け取り。
今年は 9/10よりこのレースにむけたZwift Planを選択し、ワークアウトをこなしてきた。毎週末、チーム自主練でレース距離・強度をこなして、レース対策もばっちり。風邪もひくこともなく、体重は昨年同様の59.5kg。マシンも直前にメンテしてもらいチェーンは新品に交換し、Di2のバッテリーもフル充電。ペダリングモニターの電池も新品に交換済み。今年はDi2なので「チェーン落ち対策」として万全かと。
100kmオーバー40のエントリーリストを見ると389名。
エントリーリストの中に、要注意人物(2039)が。。。
注意してどうこうなるレベルじゃない気もする。
今年はシード扱いなので、招集時に隊列の先頭部分に並ぶことができたので一安心。
すぐ後ろに要注意人物が。。。しかも待ち時間に参加者と談笑しながら「奥は逃げます宣言」してるし。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
10:08頃 いよいよオーバー40がスタート。
練習でやってきたことを信じるのみ。
今年は
「先頭集団として最後まで残り、羽地でガツンと」
のつもり。少人数スプリント勝負に持ち込めれば、勝機が生まれる気がするので、レース展開次第ではチームメイトとうまく連携したいところ。
奥の登り(0 km地点)
今年はリアルスタート方式となり、市民210kmが通過したらすぐにスタート。
スタートしたらすぐに登りだし、ずっとイーブンペースで登る。
シード選手達に囲まれているので、登りでふらつく人もおらず安心して登れるのはありがたい。下りも、集団は安定したライン取りのまま下っていく。
その後の海岸線は、速度が落ちすぎることもなくいいペースで走り続ける。チームメイトも先頭交代に加わっていたかな。
この区間では水分補給をこまめに行い、2Runも1錠。
そうしているうちに、与那についた。いよいよだ。
与那の登り(22.4 km地点)
集団前方から登りだす。
序盤のペースはきつくない。
1kmほどいったところで、要注意人物(2039)が横をすり抜けながら前へ上がっていく。ペダリングをみていたら、自分よりも軽いギア(28?)をクルクルまわしながらスムースにあがっていく。
このあと登りのペースがあがるんじゃないかと警戒していたら、中盤あたりから徐々に集団のペースが上がってきた。
斜度変化があるたびに、集団についていけなくなる人が出始め、油断していると中切れを埋める羽目に。
5km地点あたりから、なぜか横っ腹が痛くなり、先頭集団のペースについていけなくなる。きっと、朝ごはんの食べすぎだ・・・・
10名ちょっとの先頭集団(チームメイト1名を含む)が、すこしずつ離れていってしまう。
私とチームメイトのもう1名は、粘りの走りで第2集団にとどまりKOMを通過。
普久川ダムの補給所を通過するころには、第2集団に20名以上はいたような。
丁度そのころ、100kmアンダー39の先頭集団が結構な勢いで追いついてきた。1列棒状で我々を追い抜いていく集団のなかに、昨日(!)幕張の実業団レースで3位だった練習仲間がいる!
おー、やるな〜
でも、うちのチームメイトがいない。。。。どこかでトラブったか。
アンダー39の先頭集団はハイペースを維持して追い抜いていった。
普久川ダムからの下りは十分マージンを取りつつ下っていくが、1名大柄な選手がカーブまでのブレーキングに遅れて、プルプル震えながらアウトへ膨らみながらカーブしていく。中切れやコケられると怖いので、インからパスしていく。
高江の登り(38.7 km地点)
第2集団の後方より登りだす。
第2集団は終始イーブンペースで6分ほど。斜度がゆるくなったあたりで、先頭集団から落ちてきた人なのか「先頭集団まで1分ほどですよ、回していきましょう!」と発破をかけてくれる人がいた。
とはいえ、こっちはチームメイトが先頭集団に残っているので、ローテーションに貢献するつもりはございません・・・。
その後、しばらくペースを刻んでいると、アンダー39の第2集団と思しき小集団が追いついてきた。素直に追い抜いていくかなとおもっていたら、オーバー40の人達が飛び乗ってる・・・
こりゃまずいね〜と、1人全開で追いかけてオーバー40の人達に合流する。
ココマジキツカッタッス。
その後、下り基調の高江の海岸線を走っていた頃だった気がするが、オーバー39の第3集団と思しき人たちが来た。その中にもうちのチームメイトがいた!
でも、ちょっと先頭集団から離れちゃったね。
下りきって湾岸沿いに出たころには、アンダー39とオーバー40の20名程度の集団が形成された。この混成集団の目的は「自分たちのクラスの先頭集団に少しでも近づくこと」なので、海岸線もローテーションを回しつつハイペースで刻んでいく。
そうしていたら、前方からオーバー40が1人ひらひらと落ちてきました。
チームメイトっす。
勇者、お疲れ様でした。
もう一回、ここからです!
チームメイトは集団復帰。ということで振り出しに戻る。
ここらで補給をしておかないと後半戦に影響がでるので、
- スポーツようかん
- メイタンのカフェインプラスの残り
- 2Runの残り
を食べておく。
ロングボトルは1本飲んでしまって、もう1本も残り半分以下。
慶佐次の補給所で水を1本受け取らないと。
慶佐次の補給所では、余計なリスクを背負い込みたくないので集団先頭付近まであがって、すぐに水を受け取る。すると、私の右前にいたライダーがいきなり「水、水」と連呼しながら、手をだしつつ左によりはじめた。こんなところで斜行されると危ないので「あぶないよ」と手を押してあげながら右にラインを戻してもらう。
このタイミングで、チームメイト含む3名が集団から抜け出しつつあったので、ペースを上げて追いつき、海岸線へと下っていく。チームメイトのすぐ後ろなので安心っす。
海岸線では、チームメイトが積極的にローテに加わり、集団のペース維持していてくれていたので、私は勝負に備え集団中程にて待機。
下ハンをもって走っているとき、なぜか背中に空気抵抗を感じていて、手をのばすとなぜかゼッケンがひらひら。
ゼッケンが外れかけているみたい。
仕方ないので、手でゼッケンを押さえてつけなおした。
有銘の登り(75.1 km地点)
チームメイト2名が先頭付近で積極的にペースを作って登っていく。2名とも調子がよい証拠だろう。自分は周囲のオーバー40の動きに目を光らせつつ、前にでてくる人のナンバーをチェックしていた。ここで前に出てこれるということは、羽地ダムの登りも出てくるに違いない。ナンバーはチェックするとシードばかりだった気がする。
その後の大浦湾沿いの平坦区間を、混成集団はハイペースで突き進んでいく。
前方に、アンダー39の先頭集団からのちぎれ組もちらほら見えてきた。
あのライムグリーンなジャージは・・・
羽地ダムの登り(92.7 km 地点)
混成集団が結構な人数だったので、集団の後方から登りだすことに。
登りだしてすぐ後方からバイクが来て、140kmの先頭を引き連れて横を追い抜いていく。そのタイミングで100km集団が左に寄ってスピードが緩んだので、こりゃラッキーとばかりに、右から集団の先頭付近へ移動。
先頭付近では、100kmオーバー40の3選手がペースを上げ抜け出しつつあったので、同調し集団を引き離しにかかる。
シッティングで、腹圧意識しつつ90rpm以上にケイデンスをキープする。Zwiftで3分〜5分の高出力をキープする際に散々練習してきた走り方なので、ここの残り距離であれば、出力を見ずともギリギリをキープできる。慣れって重要。
(ちなみに、レース中は出力を全く見ない。精神的にマイナスにしか働かないので)
トンネル前で、100kmアンダー39のライムグリーンな勇者から「あれ、復活ですか〜?」を声をかけられたので、「逃げるよ〜」とだけ答えて先を目指す。
トンネルを出て右折したらすぐにダンシングを解禁し、一気に先頭まで上がり頂上をクリア。
後ろを振り返っていないが、すぐ後ろにオーバー40の3名がいるはずなので、一緒に逃げるには理想的。同じことを考えてるとおもう。
ゴールまで逃げ切るぞ!
ここからのアップダウンでは変速を超慎重におこなう。
オーバー40の3名と、その後のアップダウンをクリアしていく間に、若干名アンダー39の選手が合流してきたがこれは想定内。
国道58号に出ると、一気に小集団のペースが上がる。
すると、アンダー39の選手が目の前で中切れくん・・・オイ。
まず〜い!と鬼踏みし、イオン坂手前で小集団に復帰。
マジ焦った。
集団はいいペースでイオン坂を登っていくので、ここは落ち着いてダンシングでクリア。いつもならダンシングすらできないぐらい脚がピクピクきてることが多いが、今日は余裕がある。
その後の平坦も、この小集団のローテはちゃんと機能していて、いい感じにペースが保たれている。羽地で切った人達に追いつかれたくないよね。
ラスト2kmを通過。
残り距離も少なくなったので「小集団の頭を取ること」に意識をうつす。
チェックしてみると、皆さん似たような体型でクライマー寄りの脚質と想定される。
タイミングをはかって、15秒ハイペース維持できればいけるんじゃないかと。
Zwiftでも何度も苦しんだあのメニューだ。思い出したくない・・・
小集団の中に、210kmくんが紛れ込んでいたので「順位狙ってる人達なんで、ちょっと後ろへお願いします」とご遠慮いただくことに。
ラスト1kmを通過。
我々の前には140kmとおぼしき小集団が見えるが、スピード・距離的に追いつかない程度間隔があいていたので、問題なくスプリント出来そう。いよいよ最後のときが近づいてきた。
ラスト500mを通過。
小集団のペースがぐっと上がるが、ハイペースにあわせるだけでまだ我慢。
300mあたりから、同じクラスの人がスプリントし出すのに合わせ、すっとスリップに入り一呼吸おいたあと、200mをすぎたあたりから、年1回のスプリントを開始。
ここからスローモーションな感じ。
実際遅い(^^)。
オーバー40の人を1人ずつ追い抜いて、無事第2集団の先頭でゴール!
ゴール後は、チームメイトと芝生の上でレースを振り返るのだが、実はこの時間がこのレースの魅力でもある。
レース結果も当然気になるが、あのときどういう状況だったとか、何を考えてながら走っていたかなど、あそこでxxさんを見たなど、レースを走った人しか知りえない情報を共有できるし、同じコースにもかかわらず、自分とは違った「戦い」をしてきた過程が伺い知れるから。
一緒に練習してきた仲間が、全員怪我なく無事にゴールできて本当によかった。
走行データ(Stravaのセグメント名 走行時間)
TdO 奥の登り 10:46
TdO 普久川ダムの登り 19:31
TdO 学校坂 6:21
県道70号線 Climb 5:19
TdO 慶佐次の登り 6:32
又吉コーヒー坂 1:41
慶佐次湾から頂上まで 3:04
TdO 有銘の登り 5:00
国道331号線 Climb 3:49
TdO 安部(カヌチャ)登り 2:33
TdO 羽地ダムB to T 9:58
TdO ジャスコ坂(AEON坂) 1:21
去年とほぼ同じようなデータだが、IF、NPともに低めになっているのはチームメイトの積極的な走りのお陰かな。
実は、週末におこなっているチーム自主練のほうが練習強度が高い。週一回の必須アイテム。
Duration:3:00:51
TSS: 230.2
IF: 0.87
NP: 209.8 W
平均スピード: 34.0 km/h
最大ペダリングパワー:589.4 W
平均ペダリングパワー:162.5 W
平均ペダリング効率: 43.8 %
平均パワーバランス: 45.8:54.2
ダンシング率: 2.5%
平均気温: 27.2℃
ペダリングスムースネス:24.7%
総変速回数: 45/1070
次回に向けた改善点
- レース当日の朝食は普段どおりにする(食べすぎない)
- 普久川の登りでトップ集団を形成できる脚をつくる。できればFTPは、5w/kgを目指したいところだが・・まだ伸びしろあるかな?
- 10月の練習量は、3000TSSを目指す。
- ゼッケンはNITTO 5000+安全ピンorマグネットにしておく。
- レース前に爪は切っておく。
使用機材
フレーム:Emonda SLR
ホイール:Bontrager Aeolus 5(Tu)
タイヤ:Continental Competition 25mm
シフト:ST-R8050
フロントディレーラー:FD-R8050
リアディレーラー:RD-R8050
クランク:FC-9000(50-36)with ペダリングモニター
カセット:CS-R8000(12-25)
ブレーキ:BR-R8010
サドル:Selle SMP Composit