なぜ、「ハイテク」なのかすごく気になる。
全て、東京マラソン2023にむけたトレーニングの位置付けです。
1戦目 10月 東京レガシーハーフマラソン
2戦目 11月 江東シーサイドマラソン
3戦目 12月 足立フレンドリーハーフマラソン
4戦目 1月 ハイテクハーフマラソン
天気
スタート時の気温は9℃、ゴールする頃も9℃。
日が照っていれば丁度いい感じかな。
リザルト
記録(ネットタイム):1:24:37
当日のタイムライン
6:00 起床
6:30 朝食
7:30 自宅を自転車で出発
8:40 会場(新荒川大橋野球場)に到着
9:30 待機場所に到着
9:40 レーススタート
コース
荒川河川敷の右岸往復なので、トータル獲得標高は10数mというところ。
合計 21.1km
結果考察
準備段階
このサイトを参考にさせていただきました。
今回のシューズはメタスピードスカイエッジ+
Strydと計測タグをつけて走る。
今回初レースなのでどんな感じになるかな?
ターゲットパワーと予測タイム
最新のCPに基づき、Recommend のターゲットパワーが算出されている。
その結果、予測タイムは、1:23:57 +/- 2minとのこと。
PowerRaceアプリの設定
TARGET RACE 13.1 mile = ハーフマラソン
TARGET POWER 265W
LAP(KM) 1.0
Disable BEEP (TARGET POWERを外れたときにビープ音が鳴らないように)
今日のレースの目的は、
- レースのペーシングを意識する
- 出力一定を意識する(ペースの上下を極力なくす)
- ネガティブスプリットになるように配分する
- レースペースにおける身体の変化(序盤・中盤・終盤)を確認する
- 新しいギア(メタスピードエッジ+)をためす
であり、できればPB更新をしたいところ。
スタート場所の近くの野球場で、ジョグをしっかりやってから、One Tokyoのイベントに参加したときの動き作りを入念に行う。
レース序盤 スタート - 7km
レースのペーシングをキープするため、スタート直後からこまめにガーミンを見る。
予め設定した出力(265W)から10Wずれるとガーミンがブルブル震えておしえてくれるし、画面上でも赤色になってわかりやすい。
最近の練習会は4:00/kmで走っていたので、感覚的にここかな?とおもってガーミンをみるとだいたい4:00/km前後。
今日は折り返し地点まで向かい風なので、集団によるドラフティングの効果を活用したいところ。しかも今日は速い人たちが数珠繋ぎ状態で途切れないので、追い越すときはできるだけ風下側から追い抜くようにした。ありがたい。
ペーシングは気にするもののそれ以外のことは全く気にせず進む。
3km、4km、5kmといつもなら通過タイムを気にするところだが、今はちゃんと出力キープできているので淡々と通過。
最初の補給所もスルーする。
レース中盤 7km - 14 km
まだ向かい風区間は続くが、人の波は途切れない。
身体もかなり動くようになってきたのでつい出力を上げたくなるが、ここはグッと我慢。8.5km地点の補給所でクエン酸入りドリンクを受け取る。
その先の、朝霞水門への登り区間で渋滞によりペースが落ちる。
このあたりはコース幅が狭く、折り返したグループとのすれ違いもあり反対側へはみだせないため、集団前方が詰まると後方も必然的にペースを合わせざるを得ない。ここは休憩区間として割り切り、集団の流れに身を任せて走る。
4:30/km前後だったかな?
折り返し地点を通過すると、今度は追い風区間となる。
追い風区間をゆっくり走るのはもったいないので、前方に隙間があれば抜いて前を急ぐ。かなり身体が軽く感じたのもこのあたり。
12.5km地点の補給所でクエン酸入りドリンクを受け取る。
出力一定(260W前後)で走っていたので、ペースはほとんど気にしなかったが、ガーミンみると3:50/kmあたりをウロウロしていたな。
腰高を意識すると出力維持しやすかったように思う。あとエッジ+だと意外にケイデンスがあげやすかったのは発見。
この頃、今日のために借りたCasioモーションセンサーのスタートを押し忘れたことを思い出す。まあ、いいか。
なぜかわからないが、右脚裏で皮膚が固くなっているところに少し痛みを感じた。シューズによるものかな?
レース終盤 14km - ゴール
この辺りになるとペースの近い人は限定的になる。一定出力で走りたいので何も考えず
前の人の足元を何気なくみて走っていたら、あっちにメタスピード、こっちもメタスピード と、同じ靴を履いている人を複数発見。やっぱこのシューズは良いのだろう。
無理して出力維持している感じではなく、楽に走れてこの出力なのはありがたい。
先月マジックスピード3でレースに出た時は(向かい風だったということもあり)この距離あたりになると、出力維持のため頑張っている感があった。
19kmの補給所はスルー。
あと残り2kmだし、姿勢を意識して楽に出力維持できるかに頑張ってみる。
ゴール直前でタイムをみたら1:24:00になった直後だったので、
予測タイムの 1:23:57+/- 2min の中に収まっていた。
終わったあとも脚があまり痛くない。
走行データ
PB更新できたということもあり、今までで最も良い値になっている。
出力(パワー)の値は、スタートしてからゴールするまであまり変動していない(256W-275W)のにも関わらず、ペースの変動幅は結構大きく(3:51/km - 4:33/km)なっている。
ペースを一定にしようとすると、気象条件や地形に合わせ出力上げ下げが結構発生することとなり疲労が蓄積されてしまいがちだが、出力一定で走れば気象条件や地形に左右されずエネルギー消費を一定にでき、疲労も少なくて済む。
ちなみに平均 LSS 10.5kN/mという値はレースでは初めて。まちがいなくメタスピードエッジ+のおかげ。
Power Ave 263W
Cadence Ave 180rpm
Stride Ave 1.35m
LSS 10.5kN/m
装備
Nike ランニングキャップ
2XU エアロTシャツ
2XU MCSランコンプレッションタイツ
RxL シームレスアームカバー
RxL TBK300R
アシックス メタスピードエッジ+
次回に向けた改善点
- 毎週のスピード練習会では、ハーフマラソンのターゲットペースである4:00/kmをおこない、目標とするMペースに対する耐性をあげておく
- 1月から毎週末に距離走(20km前後)をおこなって、脚力を上げておく。ビルドアップ走の要素を取り込む(例:4:30 - 4:20 - 4:10)
- シューズの靴紐が途中で解けないように、結び方に注意する。
- Stryd Workout Appをつかって、レース時の出力管理を行ってみる