インドアサイクリングのアプリもいろいろあるが、今回Rouvyにトライしてみた。
理由は単純で、Ironman VCに参加したいから。
Ironman VCとStravaのデータを連携してあればそれでOKなのでは?と思った人はこれをよく読むこと。
Why Strava isn't compatible anymore with IRONMAN Virtual Club? – Sport Heroes
大人の事情みたいです。
Rouvyでできること
一番の特徴は、実際のコース映像を見ながら走れること。
その際に、Smartトレーナーを使えば、斜度に合わせて負荷も自動的に変化させることができる。
つまり、ほぼ実際のコースを走っているのと変わらない(はず)
Rouvyのお値段
新規登録の場合は14日間だけ無料(※)。
それ以降は、$10/月 かかる(追加で2名まで使用可能)。
想定される使い方として、家族でそれぞれ別アカウントでRouvyするけど、支払いは一緒でみたいな感じかなと。
※ちなみに、無料期間をすぎるとRouvyが使えなくなるわけではなく機能制限がかかり、1時間以上連続してトレーニングができなくなる(言い換えると、1時間までのトレーニングはできるそう)
必要なもの
Zwiftやっている人なら、その機材がそのまま使える。
この手のサービスを使うなら、Smartな環境(今やいろんなメーカーがSmart トレーナーをだしていて、実走感を高めている)を準備したほうが楽しみが増えるし飽きないと思う。
ちなみに、Non-Smartな環境でも手軽に体験は可能。
かくいう私はNon-Smartな環境。
Device/Monitor:アップル iPad Air2
Bike: トレック Emonda SLR 9 +パイオニアペダリングモニター+SGX-CA600
Trainer:エリート Quick Motion(3本ローラー)
機材間の接続(SGX-CA600 と iPad Air2)には、Bluetoothを使用。
Rouvyの導入
下記Webサイトから、各種OSに合わせRouvyをダウンロードする。
(ベータ版がダウンロード可能と記載されているが、実際には製品版がダウンロードできるようになっている。単にWebサイトの記載のアップデートがおいついていないだけなので気にしない)
Rouvyのセットアップ
Rouvyの紹介ビデオの、2:21あたりからセットアップの大まかな流れが見れる。
といっても流れだけだが。
今回は、iPhoneにRouvy ARを導入し使ってみる。
まずは、WebサイトからSingupにて、Rouvyのアカウント作成をおこなう。
iPhoneに導入したRouvy ARへのログイン
Webサイトで新規作成しておいたアカウントを使ってログインする。
事前にiphoneのBluetoothをオンにしておく必要あり。
Rouvy ARのBluetoothの使用に対して、ここでは「OK」を選択。
Rouvy ARへログインし終えたところ
まずは、左上にある「Connect Trainer」を選択する。
接続の設定
自分の場合はSmartトレーナーではないので、下記の順にセットアップしていく。
- Power Source
- Cadence
- Heart Rate
SGX-CA600の電源を入れて、Bluetoothパワー送信がオンになっていることを確認する。
SGX-CA600からのBluetoothパワー送信(P-004551が該当)を検出したので選択する。接続されたことを確認し、「X」を押し閉じる。
すると、Power Sourceの設定とあわせて、Cadenceも設定されていることがわかる。
Heart Rateの設定
Heart RateモニターがBluetooth対応モデルであれば検出可能。
ここでは、「HRM-Dual:933298」として検出されているので、選択する
以上の作業により、無事接続できた。
- Power Source
- Cadence
- Heart Rate
Rouvyの基本画面
この画面で右上の漢字の「三」みたいなアイコンを選択すると、設定メニューが表示される
設定メニュー
Sensors: Sensorとの接続設定を変更する
In-ride Setting : ライディング中に表示する内容を変更する
RouvyによるRoute選定
Rouvyの基本画面で、「Change」を選択すると、Routeを変更できる。
- AR Route
- Tour de Swiss
- IRONMAN
などから選択可能で、今後選択できるRouteは増えて行く(はず)
下記では、Tour de SwissとIronmanのそれぞれで選択可能なRouteを表示している。
Rouvyによるトレーニング
Rouvy の基本画面で「Start」を選択すると、この画面になる。
ペダリングを開始すれば、アバターも動き出し画面の景色も変化する。
画面表示の切り替え
画面で右上の漢字の「三」みたいなアイコンを選択すると、設定メニューが表示される
Video:ビデオの景色とアバターが連動して走るモード
Map: 地図上をアバターが移動するモード
トレーニングのサマリー
トレーニングを終えると、トレーニングのサマリーが表示される。
アプリケーション接続
アプリケーション接続の設定は、RouvyのWebサイトからおこなうこと。
(iOSのRouvy ARのアプリの中では、アプリケーション接続に関する設定はできない)
アプリケーション接続設定を予め行っておけば、Rouvyのトレーニング終了と同時に、自動的にTraining PeaksやStravaへログがアップロードされる。