自転車を始めてから、フロアーポンプはずっとシリカ。
フロアーポンプとしての性能だけでなく、基本構造がシンプルなので補修部品を手に入れやすく、修理して長く使えるのが気に入った点の一つ。
現在はスーパーピスタを使用中で、しっかり空気が入ってくれるし頑丈だし大変重宝している。
ポンプヘッドだけはヒラメの縦カムへ変更。これを使いだしたら他には目移りしません。
今持っているシリカ スーパーピスタと同じモデルをもう一本欲しい、と思っていたところたまたま出物があったので購入。
ジャンクと書いてあったので空気がちゃんと入らないかも?とおもっていたら、予想通りハンドルを押し込んだ分だけ、空気が上手く入らずハンドルが返ってくる(TT)
構造がシンプルなので、きっと原因も特定し易いはず。
4mmのアーレンキーで即分解っす。
左下のメーター部分が心臓部
この中にある、逆流防止弁の機能が調子悪いんじゃないかと開けてみる。
本体がちっこいので、プライヤーで挟んで固定しつつ、モンキーレンチで緩める
開けてみると、逆流防止弁が出てきた。
先っちょにドロっとした油汚れが溜まって弁として機能できない状態だった。
逆流防止弁をキレイにしたところ。
逆流防止弁を入れ直したところ。右側のポンプの中央に黒いゴムパッキンがついていて、ここが劣化し断裂してると空気が漏れることがある(経験談)。
バッチリ空気が入れられる状態になり一安心。あと10年はこのまま使えるんじゃないかな
修理が終わって、そういや、最近シリカのフロアーポンプって新品が手に入るんかなとおもって見てみると、現行のスーパーピスタはデザインが随分洒落ているじゃん!その分お値段も$235〜 と超高級に。
ということは、自分の使っている(旧モデルの)スーパーピスタの補修部品は、今後手に入らないということだな。
パーツがシンプルなだけに、どこかしらで互換品が手に入りそうな気がするので、気にせず使っていこ。