Take Action

50歳からはじめたフルマラソンでサブスリーを目指す。

自主練 暑い・・・

週末仕事なので、代休取得し自主練へ。

 

1人なので、トレーニングとして意味有るものにできるかは自分次第。

つまり、苦手なやつだ・・・

 

 

強度的には

平地・下りは200W程度  ←現在のFTPの0.75程度

登りは 250W程度 

として、トータルIF 0.8以上となればOKかと。

 

とはいえ、走っている最中はメーターはちら見する程度で、基本感覚で強度管理するつもり。

 

ペースで走る必要があるときの指標として、サイコンで、傾斜(%)に応じて強度閾値(xx W〜 xx W)が設定出来ると、その閾値を超えたらアラートがあがるような機能を実装してくれると嬉しいかも。

 

例えば

0%〜3% は180W〜220W

3%以上   は220W〜260W

6%以上   は240W〜280W

とか。

 

 

 

 

鹿野山

              タイム 平均ケイデンス 平均出力  ペダリング効率  ダンシング率

4/28  16:16  90.0rpm    272.6W    54.5%     1.9%

5/19  16:52  87.2rpm    263.2W    55.6%     1.2%

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セグメント機能を使うようにしたのはよいが、走っている最中は、該当セグメントのスタート・エンドのタイムが分からないので、いつもより遅いか早いかがリアルタイムで分からない・・・ま、それは仕方ないか。

 

 

 

 

 

鹿野山を下ると日陰がなくって、あちーよー

サイコンで温度みると30℃って、もう夏ですか?

 ロングボトル1本空になったところで、いつもの給水地点に到着。

ボトルに水を入れるとともに、メットや手袋も一度冷やさせてもらう。

 

 ここからの後半戦はアップダウンが多めなので、1min程度の登りは5w/kg以上を死守。

やっぱり、1min程度の登りはダンシングのほうが断然出力維持がしやすい。

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セブンイレブン市原潤井戸店〜神崎交差点まで

Duration:4:14:56

TSS:       272.5

IF:           0.80   ←ぎりぎり自分に勝った

 

 

 

今シーズンこのコースを走るのも初なので、7月のニセコまでできることからコツコツと。

世界トライアスロンシリーズ横浜 リレー

 

昨年に引き続き、世界トライアスロンシリーズ横浜に参加してきた。

目的は、昨年のリベンジを果たすため。

 

 

 

  

天気

くもり予報で、最高気温は23℃らしい。

風は7mぐらいの予報なのでかなり強め。リアホイールをディスクにするか真剣に悩む。

 

 

リザルト

 

リレー男子

タイム: 2:06:17 (バイクラップは、1:05:27で無事1位)

順位:      1位

 

 

 

 

 

レース当日のタイムライン

5:00 起床

6:00 車で自宅を出発

6:40 高速経由で山下公園近くの駐車場に到着

8:00 受付

8:15 現地バイクメカニックさんに修理をお願い(このおかげで勝てました

9:30 ウォームアップ開始

10:10  ウォームアップ終了

10:10  レーススタート(スイムパートスタート)

12:16  レース終了

 

 

補給食

水 ボトル1本

メイタン サイクルチャージカフェインプラス200  2袋をミニボトル1本にいれて水で希釈

 

 

※ボトルは、いつも使い慣れた丸いタイプ。エアロ形状のボトルを使おうか悩んだものの慣れていないため脱着時に落とすリスクが高そうだったので、いつもの丸いタイプにした。

 

結果考察

バイクコースは一周6.6kmを6周回の39.6km。

前日にバイクコースの下見も終えているので不安はない。

 

が、現地入りしてから大問題が発覚

 

Speed Conceptの後輪のディスクホイールにいくら空気をいれてもすぐ抜けてしまう・・・先週の加須のときにはなんともなかったはずなのに。

タイヤの表面には穴がないので、おそらくバルブの根本あたりから空気が漏れている可能性が高く、チューブラータイヤだと剥がさないと手が出せないところ。しかも交換用のチューブラータイヤはもってきていない。

 

幸い、アップ用にもう1台バイクを持ち込んでいたので、その後輪をTTバイクに装着すればいけるかと考えたが

  • Speed Conceptは10s、アップ用のバイクは11s
  • Speed Conceptはリアタイヤのリムは22c幅、アップ用のバイクのリアは25c幅 →Speed Conceptのリアブレーキの幅を広げないと、アップ用のバイクのリアタイヤが装着できない。

 

 

専用の工具がないとリアホイールの換装すら出来ない状況だが専用の工具をもってきておらず、マジ困った・・・

 

 

受付横にバイクメカニックのサービスがあるのを思い出したので、わらにもすがる思いで持ち込んで事情を説明したら「やりますよ!」と快諾してもらった。

 

 

その結果

  • Speed Conceptのリアブレーキの幅を調整してもらった上で

 

 

この時、8:45。

ギリギリバイクチェックインに間に合った。

 

 

 

 

ウォームアップ

今回はElite kuraを持っていって、アップ用バイクをつかってウォームアップを行うことに。今回もこのメニューに従って直前までアップを行う。

peakscoachinggroup-japan.blogspot.jp

  

 

アップ終了後、リレーゾーンに移動する。

ところが、途中コースを横切る場所が多く通行が規制されるため、リレーゾーンに到着するのがスイムアップの直前になってしまった。

 

スイムパートは先頭から3分以内であがってきてくれたので、これなら十分射程距離内。

あとは任せとけ!

 

 

バイクコースはコーナーリングが決め手になるので、コーナーでの減速を最小限にとどめて、コーナーでたらすぐ加速して平均巡航速度を保つ作戦。再加速する際のパワーも400W前後にしておけば最後まで垂れずに大丈夫。

 

 

スタート〜2周目(13.2km)

スタートしてすぐに、何故かお尻の下に今までに感じたことない違和感が・・・

お尻の下にへんなものが挟まっている感じ。アップのときは全くそんな感じはなかったのに。

ワンピースなのでお尻の下へ直接手を入れるわけにいかず、表面からもぞもぞ触って少しでも違和感を解消できないかトライしつつ走ることに。

 

今日のトラブルの多さは一体何なんだ・・・

 

とはいえ、先をいくチームを追わなきゃいけないので、ケイデンス高めで走る。

 

コース上には、エイジクラス・リレークラスが入り混じっており大混雑。

走っている人達は、速度もバイクスキルもかなり差があるので、かなり手前のほうから「右通ります!」と大声で連呼してパスしていく。

1周目の入りが10分ぐらいであり、このペースなら十分維持できる感じ。コーナーリングの際は慎重に、でも減速は最小限にして走る。

2周目終了までに、先行していたリレーの3チームはパスできた。

 

周回コースでは、オートラップ機能が本当に役に立った。

 

 

2周目(13.2km)〜4周目(26.4km)

お尻の下の違和感は相変わらず。

3周を終えるあたりで、残りの2チームも追い抜いて暫定1位であることを知る。

あとは、後続チームにどれだけ差をつけられるかが非常に重要になってくるので、差を広げるべくペースを落とさずに走る。

 

補給食は下り箇所で取得しておくことで、ペースを落とすことなく維持できた。

 

 

5周目(26.4km)〜6周目(39.6km)

なぜか突然何周目を走っているかを思い出せなくなってしまった・・・

サイコンで経過時間と距離をみると、30kmを越えていたので今は5周目を走っていると確信し、残りは1周ちょっとなので全力で走ることに。

 

ギアを1つあげて走るが、コース上の混雑度がましたような感じで、思うようにペースを上げられない。確か、係の人が突如コースを横切り出して危うく衝突しそうになったのもこのころ。

 

6周目を無事終えて、バイクラックにバイクとヘルメットをおいて、ランパートへバトンタッチ。

 

後続のリレーチームとどれ位の差が出来ているか確認するため暫く待機。

 

結局2分以上経ってから、リレー2位のチームが来たのを見て一安心。

うちのランの人のタイムを知っているので、流石に10kmのランでこの2分差をひっくり返すには、かなり高速で走れる人じゃなきゃ無理なはず。そんな人がいないことも事前のスタートリストでチェック済み。

 

 

 

 

落ち着いたので、ワンピースのお尻の違和感を調査してみると、行方しれずだったグローブの片方がこんなところに・・・orz

 

 

ランパートのメンバーがゴールするのを写真撮影しようと移動していたら、思ったよりもメンバーの到着が早く、うっかりシャッターチャンスを逃す。

 

 

走行データ

LAP1、LAP8はバイクトランジション

LAP2〜LAP7が周回単位の走行時間。

風が強く、後輪ディスクホイールでないこともあり、昨年に比べると若干のタイム削減にとどまった。

 

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次回に向けた改善点

  • 現地での機材トラブルが起きないよう、ディスクホイールのチェックを前日までに終えておく
  • 万が一、ホイールトラブルにも対応できるよう、予備のホイールを積んでおくとともに、予備のホイールとディスクホイールを11sに統一しておく。
  • 予備のホイールとディスクホイールでブレーキシューの幅を変えれるように工具を積んでおく
  • ワンピースを着る前に、中に何も入っていないことを確認する。
  • ランのゴールまであまり時間の余裕がないので、ゴール付近の撮影場所には早めにスタンバイ。

 

 使用機材

フレーム:Trek Speed Concept 9

ホイール:Bontrager Aeolus 5(Tu)

タイヤ:Continental Competition 25mm

 シフト:ST-BS79

フロントディレーラー:FD-7900

リアディレーラー:RD-7900

クランク:FC-9000(50-36)with   ペダリングモニター

カセット:CS-7900(12-23)

ブレーキ:Bontrager Speed Concept integrated brakes

サドル:Selle SMP Chrono

 

 

 

 

 

 

 

 

世界トライアスロンシリーズ横浜 前日

世界トライアスロンシリーズ@横浜 エリート女子の先頭集団だー 

エリート女子のトップだー

 

 

で、自分の本番は明日(2018/05/13)。

バイクコースのコースコンディションと各コーナーを下見にきた。

 

1周20コーナー ✕ 6周=120コーナー

 

コーナーワークでどれだけタイムロスせずにいけるかが鍵になる。

純粋な走行時間のみで、1時間切りを目指したいところ。

 

 

 

現地での移動手段として、これを現地調達。

スマホがあればすぐに借りられるのでオススメ。

docomo-cycle.jp

 

 スタート・ゴール地点 

 

スタート地点から周回コースへの合流箇所

第1コーナー

 

第2コーナー

 

第3コーナー

 

第4コーナー

 

第5コーナー

 

第6コーナー

 

第7コーナー

 

第8コーナー

 

第9コーナー(Uターン:3本ならんだパイロンのところが当日通過する場所)

 

第10コーナー

 

第11コーナー

 

第12コーナー(パイロンのならんだところが本来のコース)

 

第13コーナー(Uターン:白線の手前で折り返す)

 

第14コーナー(パイロン規制されているところが本来のコース)

 

第15コーナー

 

第16コーナー

 

第17コーナー

 

 

第18コーナー

 

第19コーナー

 

第20コーナー(兼スタート・ゴール地点)

 

 

 

加須こいのぼり杯TT FTPを更新(自己ベスト)

 加須こいのぼり杯TT に参加してきた。

14kmを全力で走ればMMPの20minは更新できる(たぶん)

  

 

 

  

天気

晴れ予報で、最高気温は28℃近くまであがるらしい。夏ですなー。

風は3mぐらいの予報なので、例年の爆風にくらべれば気にならない。

 

 

リザルト

いい測定ができた。

 

登録 40-49歳

タイム: 0:20:01.99 (41.93km/h)

順位:       7位

 

 

 

レース当日のタイムライン

5:00 起床

6:30 車で自宅を出発

7:30 東北自動車道経由で目的地の加須(かぞ)に到着

8:30 ウォームアップ開始

9:20 ウォームアップ終了

9:33 レーススタート

9:53 レース終了

 

 

補給食

なし(ドリンクボトルすら持たず)

 

 

結果考察

今回はレースの目的は2つ

  • (20minの全力走による)FTP測定をする
  • TTバイクのポジションでのペーシングに慣れる

 

世界トライアスロンシリーズ@横浜を5/13(日)に控えており、FTPに基づくペーシングが非常に重要なため、最新のFTPを取りたいところ。

最近、20min近くを全力で走った際の記録となると、鹿野山の登り(平均274W)が比較的近かったので、目標として20minを平均270W で走りたい。
 

コースは、高低差が全くない一直線の往復で14km。

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作戦として、パワーメーターで出力を見ながら走り、出来るだけ出力とケイデンスを一定にして余計な上げ下げをしないこと。

 

目標の平均270Wを目指すには、3分割して平均出力を10Wずつ上げて、最終的に平均270W以上だせれば上出来。

0〜6.5 min            平均260W

6.5min〜13min   平均270W

13min〜19.5min 平均280W

 

 

ウォームアップ

今回はElite kuraを持っていって、ウォームアップを行うことに。

ローラーにバイクをセットし、タオルやドリンクを準備した上で、ウォームアップの際に参考にしたメニューがこれ。

peakscoachinggroup-japan.blogspot.jp

 

 

トータル45minで終わるし、十分ウォームアップできた気がする。

 

 

 

スタート〜折返し地点(7km)

ヘルメットにゼッケンを張り忘れ、ゼッケンを取りに戻っていたら、出走時刻の1min前。いやー、危なかった。

 

スタートして、作戦通りパワーメーターで出力を確認しながら走る。

最初の6.5minほどは、

をキープできれば、前半は問題ない。

10sec前に出た選手が前に見えるが、無理に追いかけることはなく自分のペースをキープすることに専念する。

折返し地点に付くまでに3名の前の選手を追い抜いた。

 

 

折返し地点(7km)〜ゴール

折返し地点からさらに平均出力を上げるつもり。

自分の10sec前に出た選手が見えているが、折返してから徐々に距離が縮まっている。平均出力を10Wほど上げて徐々に追いつくつもり。いきなり上げすぎないよう気をつけながら270W以上をキープ。残り3km手前ぐらいで前の選手をキャッチし、そのまま追い抜いていく。

 

あとは、全力でゴールまで走るのみなので、1段ギアをあげて(ケイデンスは若干落ちるものの)スピードを上げてゴール。

 

 

走行データで振り返ってみると、作戦通りの走りとはいかなかったものの、

  • FTP測定として有効なデータが取得でき、
  • VIの小ささからペーシングはうまくいった(出力変動を極力抑えることができた)

と思う。

前々日までTTバイクのポジション調整をやっていて、前方および横から動画と写真をとり、実際のワークアウトで出力のでやすさを確認しつつ微調整したのが良かった。

 

 

走行データ

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0〜6.5 min           280.1W     98.9rpm    171bpm     56.4%

6.5min〜13min  271.1W     94.1rpm    174bpm     57.1%

13min〜19.5min 285.5W     96.4rpm    177bpm     57.7%

 

 VI = 282.4 ÷ 277.8 ≒  1.017

平均パワーバランスは 48.3 : 51.7

 

 

 

次回に向けた改善点

  • 平地の巡航速度をもう少し上げられるようにパワーをつける
  • ケイデンス90rpm以上で、ペダリング効率を60%台に近づける(ケイデンスを下げればペダリング効率を上げやすいが、40km以上を走ると脚が疲れやすく、自分にとって合わない走りになってしまう)
  • 右脚の引き足を意識する(右脚の引き足ができていないことで、左脚の出力にも影響している)

 

 

 

使用機材

フレーム:Trek Speed Concept 9

フロントホイール:Bontrager Aeolus 5(Tu)

フロントタイヤ:Continental Competition 25mm

リアホイール:Corima DISK CN 2D(Tu)

リアタイヤ:Continental Competition 22mm

シフト:ST-BS79

フロントディレーラー:FD-7900

リアディレーラー:RD-7900

クランク:FC-9000(52-36)with   ペダリングモニター

カセット:CS-7900(12-23)

ブレーキ:Bontrager Speed Concept integrated brakes

サドル:Selle SMP Chrono

 

 

事前にショップに持ち込んでWako'sのChain Lub Liquid Extremeを使ってメンテしてもらっていたので、チェーンは快調だった。

ウェーブワンのレジェフィットワンピースジャージを着用し、OGKのAERO-R1をかぶっていて、来週の世界トライアスロン@横浜の予行演習もバッチリ。

 

 

 

タイムトライアルのタイム削減には、どこに投資すべきか

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Buying Time: Which Aero Equipment Offers the Most Benefits? | ACTIVE

 

 

タイムトライアル(TT)やトライアスロンで、タイム削減するにはどこに投資すべきか悩ましいところ。一般人なら資産に限りがある。

 

上記の記事がまとまっていて参考になるが、前提は「平均50km/hで走る人が、40kmのレースに出たら」なので、この数値通りの恩恵に預かれるのはプロレベルの人に限られる。

とはいえ、一般人の平均速度に下がっても、各装備により得られるタイム削減効果の比率は変わらないので、投資先の優先順位は上から順番と考えて良さそう。

 

TTスーツ     -134sec

エアロバー    -122sec

エアロヘルメット -67sec

エアロポジション -56sec

フロントホイール -42sec

リアディスク   -29sec  (上記写真の-42secは誤記)

シューズカバー  -30sec

エアロフレーム    -17sec

 

 

 一番高価なエアロフレームは、投資先優先順位から言うと一番下なので一安心。

 

 

 

 

 タイム削減に最も効果があるのは?

最もタイム削減効果があるのは、平均速度をアップさせることなのだが、(当たり前すぎて)その点に対する指摘は記載されていない。

仮に、平均30km/hで走れる人が平均40km/hで走れるようになるだけで、40kmのレースにおいて、80min→60min と 20min(= 1200sec)もタイム削減できる。

一般人にとっては十分なタイム削減効果だ。

 

 

つまり、平均速度をアップするため

  • 平均速度をアップするのに必要な走力を身につける
  • 平均速度を維持(ペーシング)する技術を身につける

ことが最優先であり、その両者を最も効率的に身につけるのに、パワーメーターが一番オススメかと

 

平均速度のアップを後押ししてくれる即効性のあるものとして、上記写真の機材があると考えて、投資すべき順番を決めるのが良いと思う。

 

 

 タイム削減効果の前提

上記写真のタイム削減効果は、平均50km/hで走る人が、40kmのTTレースに出た場合のタイム削減効果の目安

タイム削減効果を得るには、平均50km/hで、40kmのTTレースを走れることが必須つまり、平均速度を維持(ペーシング)する技術は必要不可欠であるということ。

 

  

なお、下記の文書タイトルは出展先をそのまま引用しているが、内容はかなり加筆修正しているので、原文で読みたい直接上記URLを辿ってもらいたい(原文は超あっさり)。

 

First Tip: Bike Fit for that aero tuck

機材による効果を目にすると、ついつい機材に飛びつきたくなるところだが、本当に見直すべきは、機材よりもバイクのフィッティング。

 

ロードバイクだろうとTTバイクだろうと、バイクのフィッティングは永遠に不滅です。

 

自分の目標とするレースの時間・強度・コースレイアウトなどに合わせて、自分の持っている力を、どれだけ効率的にバイクに伝えられるかが、バイクを前に進ませるうえで非常に重要になってくる。

フィッティング次第で、バイクを前に進ませる力(出力)が全く異なってくる。パワーメーターを使ったことある人なら、自分の出力をリアルタイムに数値で見ることができるのでより明らかだ。

 

あと、空気抵抗との戦いになるので、エアロポジションも大変重要であり、そのためにもエアロバーは必須。

 

エアロバー    -122sec

エアロポジション -56sec

 

 

スペシャリストほどフィッティングの重要性を認識している例として、

ロードの世界におけるTony Martin選手は、2016年8月のRio Olympic@BrazilのITTで12位と振るわなかったが、その後以前のリラックスしたフォームに戻すことで、2016年10月の世界選手権@QatarのITTで優勝することになる。

 

Tony Martin is a good example of this at a very high level. Martin is one of the best specialists of the TT, so he’s used to riding in a TT position. Yet, the aero fit he had in Rio was just not good for him. A more relaxed one, the one he used again in Qatar and he had also used in the past, was actually ideal and made him perform at his best. He also said he will work on his aerodynamics again this year, but the process of getting faster will be achieved step by step, as he needs to get used to it while not losing power.

 

2016年8月のRio Olympic@Brazil

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2016年10月の世界選手権@Qatar

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トライアスロンの世界でも

Beijin Olympicの金メダリストであり、2015と2016のIronman World Championに輝いたJan Frodenoもバイクのフィッティングの重要性を伝えている。

Two-time IRONMAN World Champion Jan Frodeno is convinced that doing a bike fit is probably the best investment you can do if you’re spending a lot of time on your bike. Frodeno says that, theoretically, you just need to do a bike fit once (although he has one bike fit a year) and you can be re-set only when (and if) you change your bike.

 

 

※上記の出展元は下記URL

What To Take Into Consideration When Getting a Bike Fit | TrainingPeaks

 

 

レベルは違えど、自分もロードバイクの購入を機にフィッティングサービスを受けた。

購入してから一度もフィッティングサービスを受けてないなら、試してみる価値は有ると思う。

 

Second Tip: Clothing is key

 

ウェアにはもっと気を配るべき。

ここでは、1sec削減するのにかかるコストを Cost Per Second Savedとして算出されていて、コストパフォーマンスはエアロバーに次いでいい。

 

TTスーツ     -134sec     $1.86  

シューズカバー  -30sec             $1.67

 

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 出展:Buying Time: Costs and Benefits of Time Trial Equipment - The Buzz

 

 

ついでにいうと、身につけているものといえば、体毛に対してスペシャライズドさんが興味深い実験結果を公開していて、ウインドトンネルをつかって思い切り遊んでる(^^)。

 

 

すね毛

2:11あたりから、実験結果のサマリーを伝えてくれる。

www.youtube.com

 

腕の毛

1:20あたりから、実験結果のサマリーを伝えてくれる。

www.youtube.com

 

ヒゲ

0:50あたりから、実験結果のサマリーを伝えてくれる。

www.youtube.com

 

ロン毛

1:46あたりから、実験結果のサマリーを伝えてくれる。

www.youtube.com

Third Tip: Go Full Spaceman

 

空気抵抗をもろに受けるエアロヘルメットもタイム削減効果が高い部分であり、投資しないわけにはいかないところ。

 

エアロヘルメット -67sec

 

 

ただし、走る時期・距離によっては、頭にも快適性を求めたいところ。

例えば、炎天下で1時間以上走るとなると、通気性がないと厳しい。

 

個人的には、OGK R-1があればロードもTTも行ける気がする。

 

 

Fourth Tip: Time Trial Wheels do help

 

 ホイールを変えると、大きな効果が得られるのは事実のようだ。見た目からも戦闘力が上がった気にさせてくれる。

 

 

フロントホイール -42sec

リアディスク   -29sec  (上記記事の-42secは誤記) 

 

ホイールに関して、ホイール形状による空気抵抗の低減だけでなく、タイヤの転がり抵抗にも目をむけるべきところ。ここにいい情報源がある。

Bicycle Rolling Resistance | Rolling Resistance Tests

 

 

最近、転がり抵抗が低いと巷でうわさの、Corsa Speedは本当に転がり抵抗が低いことが証明されている。

ホイール単体でこれだけなので、両輪だとその差も倍!

Corsa Speed(Tubular)  9.1W

Competition(Tubular)  14.2W

 

転がり抵抗だけでなくパンクのしやすさについても実験されていて、ホイールとあわせてタイヤも見直すべきだろう。

 

 

Finally: Aero Frame and something different….

一般人にとって、ロードバイク用のフレームとタイムトライアル用のフレームを持つのは結構な出費を伴う。その上ホイールも揃えるとなると更に出費が・・・ゴニョゴニョ。

最適なエアロポジションを得るためには、エアロフレームは必須だろう。

エアロロードフレームも増えてきているので「1粒で2度美味しい」的な使い方も出来ないわけではないが、レース毎にポジションをいじるのはそれなりに手間はなず。

 

自分も一時期、ロードバイクをタイムトライアル用に改造して使っていたが、ポジション的に前乗りになってしまうため、直進性が低かった。

 

 

 

 

今はこのエアロフレームのおかげで、安心して走ることができる。

 

 

 

 

 

 

 

ペダリングモニター チェーンリング交換

ペダリングモニターをSpeed Conceptに装着完了。

 

TTのレースが近づいているので、ペダリングモニターをEmonda からSpeed Conceptへ付け替えることに。

 

普段Emondaでは、50-36 なのだが、Speed Conceptで出るTTのレースとなると、52-36 にしておかないと(追い風だと)脚が回ってしまう。

 

 

ペダリングモニターのアウターチェーンリングを外そうとするが・・・あれ?外れない。

暫く格闘してなんとか外してみたら、白い粉がクランクとチェーンリングの間に溜まって外れにくくなっていた。

写真のクランクの上には、白い粉がびっしり・・・こんなところに汗が溜まるとは。

 

 

 

白い粉をキレイに拭き取り、アウターのチェーンリングを52に交換したところ。

 

 

今週と来週は、TTレースにむけて集中的にSpeed Conceptでトレーニングしよ。

 

 

 

Shakes Pistola

 

Shakesから、タイムトライアル用のグリップ(Shakes Pistola)が販売されていたので、早速購入してみた。

 

 

 

硬度は2種類から選択でき、今回選択したのはハードタイプ。

色は8種類(ベース/ロゴの色)から選択でき、Black/yellow。

Speed conceptの整備をお願いしているお店に持ち込んで、DHバーに取り付けてもらう。

 

 

 

 

以前店頭でShakes hoodを実際に握ってみて、硬さが程よく滑りづらいグリップ感が特徴的だったが、この商品も同様の感触。

グリップテープだと、使用に伴う表面の劣化に伴いグリップ感が失われやすいが、これなら長く使えそう。しかも両面テープで固定されているので、グリップテープが緩んで・・・なんて不安要素もない。

 

あと、外部形状が特徴的で、先端にいくほど真円ではなく少し尖った感じに加工されている。

例えるならば、地図アプリのピンマークみたいに、指がひっかかりやすい形状になっている。

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おかげで、DHバーの先端ほど指がずれにくく、しっかり持てる。

 

 

 

現在Shakes hoodの新製品をテスト中らしい(dura-ace9150/ultegra8050用)。

新しくでたら試してみたい。