パワーメーターをもっている人なら、データを保存しておいてあとでみれるようにしていると思うが、
パワートレーニングとしてパフォーマンスアップのために活用したい場合は、データを継続的に収集しておき、必要な解析できるようにしておくことが非常に重要。
データを保存するだけでは大抵のサービスは無料でできるが、保存したデータを解析するツールを使用する際に費用がかかる。
これがツール提供者のビジネスモデルです(キリッ)
データの流れ
パワーメーターからのデータの流れを表すとこんな感じ。
サイクルコンピューター → オンラインサービス(サブ)→オンラインサービス(メイン)の接続は、ここに記載されているものは問題なくできると思われる。
日本で入手可能なパワーメーターのメジャーどころは、ちゃんとサイクルコンピューターも準備している場合が多い。
パワーメーターからは、ANT+もしくはBluetoothでデータを飛ばしているので、サイクルコンピュータが該当プロトコルをサポートしていれば基本的にはデータを受け取れる。パワーメーターがBluetoothで飛ばしてくれれば、スマホにアプリ(StravaやWahoo等)をいれることでサイコンになる。
とはいえ、パワーメーターとメーカー統一することのメリットはあって、例えば左右のペダリングデータが取れるタイプのパワーメーターだと、左右のペダリングデータをみるためにはそのメーカーのサイコンをつかう必要があったりする。
以下のメーカーのパワーメーターは、別メーカーのサイクルコンピューターでログ取得する必要がある(今後変わるかもしれないが)
パワーメータの使用状況
どれぐらいパワーメーターが使用されているか気になる人はこちら。
2018年にシマノがパワーメーターをリリースしたことで、プロにおける使用状況の勢力図が変わりそう。とはいえ、一般消費者は価格重視かな。
自転車(プロツアー)
Shimano power meters to dominate WorldTour peloton in 2018 | Cyclingnews.com
What power meters are the pros using in 2016? - Cycling Weekly
トライアスロン(Kona の Ironman)
トライアスロンの世界でのパワーメーターの使用状況が気になる人はこちら。DC Rainmakerさんの仕事ぶり、流石です。
Kona Bike Count 2017 Power Meter Analysis | DC Rainmaker
オンラインサービス(サブ)
通常、サイクルコンピュータで取得したデータを、無料で保存・分析できるオンラインサービスがこれ。
1回の走行におけるデータの参照には非常に役立つ機能が搭載されているので重宝する。FTPの設定をちゃんとしておけば、TSS、NP、IFといった、トレーニングボリュームや強度に関する情報が見れるものもある。
Pioneer:Cyclosphere
Stages:StagesLink
オンラインサービス(メイン)
パワートレーニングをする上で、トレーニング毎のデータの解析ならば上記のオンラインサービス(サブ)で十分みれるが、長期的な視野でパフォーマンスの向上を見る際、役に立つパラメータ(TSB、CTL、ATLなど)をみるとなると、この有料サービスを利用するのが一番手間がかからない。
当然のことながら、上記パラメータにはFTPが必須のため、オンラインサービス上で値を設定する必要がある。便利なことに、FTPを更新すると、そのFTPが設定されたあとのデータに対して、一括して更新をかけてくれるので、TSSを再計算なんてする必要もない。
ちなみにGolden Ceetahは無料だが、毎回データをダウンロードしてツールに取り込んでやる必要がある。
有料
無料