よく走っている練習コースのトンネル内で瓶の破片が散乱していて、気づいたときには遅かった。
暗いところだったのと、広範囲にガラスの破片が散らばっていたので、所謂不可抗力デス。
今年1月に貼ったチューブラータイヤのContinental Competitionが、8月(今日)までパンク無しでよく頑張ってくれたと思う。
と、感謝していても家に帰れない。
修理せねば。
チューブラータイヤの修理に必要なもの(いつもツールバッグに入れてある)
- バルブコアツール
- シーラント剤(Caffélatex - Effetto Mariposa)
- 空気入れ(TOPEAK トピーク / Micro AirBooster [ マイクロ エアーブースター ])
- CO2 ボンベ(TOPEAK トピーク / 16g ネジ付 CO2 カートリッジ 2本セット)
1. バルブコアツール
チューブラータイヤのパンク修理には、まずシーラント剤を入れなきゃいけない(パンクする前にシーラント剤を入れて走るのが多くの人にやり方でしょうが、ホイールを重くしたくないのと、ウエイトバランスが崩れるのが嫌)。
シーラント剤を入れるため、仏式のバルブコアを抜き取るバルブコアツールが必須。
忘れたら悲劇デス。
2. シーラント剤
このシーラント剤(Caffélatex - Effetto Mariposa)は、2本のタイヤで使用できる量が入っている。
まず、バルブコアを抜き取ったあと、シーラント剤を付属のストローをつかって注ぎ込む。ストローはちゃんした作りなので、しっかり装着してあれば液漏れすることはなかった。
シーラント剤を入れ終えたら、バルブコアを元に戻す。
その後、患部(タイヤの穴が空いている部分)を下にして、シーラント剤を行き渡らせる。
3. 空気入れ 4. CO2ボンベ
携帯の空気入れを持っていれば、それで空気を入れてもよいのだが、暑い日に空気入れを何度もポンピングしたくないので、最近はこれを持ち歩いている。
空気入れ(TOPEAK トピーク / Micro AirBooster [ マイクロ エアーブースター ])
CO2 ボンベ(TOPEAK トピーク / 16g ネジ付 CO2 カートリッジ 2本セット)
各社似た商品を作っているのだが、押し込んだときだけボンベからCO2が供給されるという単純な構造なため、壊れにくそうだし、誤作動もしづらそう。
CO2ボンベをしっかり奥までセットした上で、タイヤに差し込む。
この状態で、タイヤの方へ押し込むとCO2ボンベからCO2が供給される仕掛け。
CO2ボンベからCO2を供給し終えた状態がこれ。
患部(タイヤの穴が空いている部分)がかなり大きかったので、CO2の圧力に耐えかねてシーラント剤が結構飛び出したが、その後すぐに患部が塞がり、タイヤがちゃんと空気圧を保っている状態になった。
ちなみに、CO2を大量に入れたすぐは、バルブコアが思い切り冷えているのですぐには素手で触らないほうがよいかなと。
患部をみて、これ以上シーラントが漏れなさそうなことを確認し、残りのCO2も全て入れて完了。
パンク修理後、40kmほど走り終えたあとの写真。
空気圧は全く落ちていない。
患部は、写真の中央部でシーラント剤が固まっているところ。
シーラント剤は固まると輪ゴムのような触感でぷにぷにしていた。
覚書
- CO2ボンベはチューブラータイヤ1本の修理で使い切る量なため、前後用に最低2本は持っておいたほうがよい。
- シーラント剤は万能ではない。パンクの程度によっては修理不可能な場合もある。