パイオニアのペダリングモニターシステムを使い始めて約半年ぐらい。
世の中に出力計はいろいろ出てきているが、左右のペダリング出力・効率が測定できるメリットをまとめてみようとおもう。
1.左右のペダリング出力の違いが分かる
自分のペダリング出力が左右でどれだけ違うかなんとなく感覚で分かっていても、本当に違いがないか、違いがあれば均等に近づけるためどうすればよいかを考えるには数字が必要。
自分の場合、全く意識せずペダリングすると右足のほうが若干強く、出力の配分でいうと3%近く違う(左47%右53%)。
これが長時間レースだと総じて右足から攣りだす原因になり、なんとかならないかなと思っていた。
ローラーでトレーニングする際左右均等になるように、左足を特に意識したペダリングをやることで、左足の出力が向上し次第に左右均等に近づいてきた。
2.左右のペダリング効率(Average %)を意識することで、ペダリングの無駄がなくなる
意識せずペダリングするとペダリング効率(Average %)は50%~60%ぐらいで、軽いギヤ比のときほどペダリング効率が悪くなる傾向が強い。
よって、あえてペダリング効率(Average %)が常に60%以上になるように意識することで、引き足(腸腰筋)が活用できるようになりペダリングの無駄が少なくなる。ローラーでトレーニングしていて疲れてきたときにも、ペダリング効率(Average %)が60%以上になるように意識することで出力を保ちやすい。
3.トレーニング指標として取り入れることで、トレーニングの質が向上する
ペダリング効率をトレーニング指標につかうことで、ペダリング効率をあげるための体の使い方ができるようになってくる。
ペダリングモニターシステムのおかげで、何がよくて何が悪いかすぐに数値でフィードバックがでてくるし、いろんなガイドブックや雑誌等で書いてあることを試してみたときも納得がいきやすい。
これからも活用していこうと思う。