Take Action

50歳からはじめたフルマラソンでサブスリーを目指す。

Zwift ASIA 120km Endurance Ride を使った効果的な走り方

 

12月〜2月末まで、毎週土曜日はこれ。

約3時間近く一定出力で走ることができるスグレモノ。

 

しっかりトレーニングボリュームを稼ぐにはうってつけですよ!

 

 

 

エントリーしたグループで走りきるだけでも十分いいトレーニングになるのだが、バリエーションの一つとして、最近はこんな感じの走り方をしている。

 

 

 

 

 

 

狙い

 

先頭集団で最後まで走りきるだけでも十分練習効果は高いが、

狙ったトレーニング強度での積み上げを行うとともに、Enduranceレースなどにおける後半の粘りを身につけため

レーニング後半に向けて出力を上げていく走り

を行う。

途中で出し切って果てるのではなく、最後まで余すところなく出し続けて走り切る感じ。

 

 

クラスの選択

現在の走力に合わせたグループを選択する。

とはいえ、どれがいいかよくわからない人なら、一番最初にスタートできる Group Cが意外といい。

 

その理由は、一番最初にスタートするグループで走ることで、

何らかのトラブルでグループから脱落しても、すぐ後続グループに拾ってもらえるから

 

Zwiftユーザーのあるあるとして

  • パワーメーターからの信号が突然きれちゃった
  • うっかり補給食を用意し忘れた
  • 急にトイレにいきたくなっちゃった
  • 体の熱を逃がすための扇風機のスイッチを入れ忘れた
  • Di2のバッテリーが切れていた

などなど。

これらのトラブルが発生しても、そのトラブルを解消した後に後続グループに拾ってもらえる可能性が高い。

 

 

 

必要なもの

Zwift Mobile Companionを準備しておき、マップ表示にしておくことで

  • 自分のいる位置
  • 後続Group

の位置関係がひと目で見ることができる。

つまり、後続Groupがあとどれぐらいで追いついてきそうかが視覚的にわかる。

あと、トラブル発生したときにメッセージに「Help! xx sec」とか出せば集団が多少待ってくれたりする。 とはいえ、待ってくれてもMax 30 secぐらいですかね。その間追いかける方は、努力し続ける必要ありですが(^^)

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序盤(0km〜40km)

 集団内には、かなりいろんな脚力の人がいるので、ついつい元気な人に集団ペースがひっぱられがち。ここは自分のペースを一定にして集団から遅れないようにだけ注意し、無駄がない走りをすること。

 常にパワーとケイデンスは一定にして、パワーの乱高下を極力なくしたい。

ちょっとした登り箇所では、先頭で登りに入り、徐々に集団の後ろに下がりつつも集団から切れないところで登りきる。

 

平坦は、集団内で落ち着いて走ればパワーの乱高下は少なくて済む。

集団の先頭付近にいるほうがドラフティングの効果が高いような気がするが・・。

 

 

中盤(40km〜80km)

1時間もすれば、集団のペースも落ち着き、周りの脚も揃いつつあるはず。

補給食をしっかり取りつつ、集団のペースに合わせパワーとケイデンスを一定に保つこと。この時点で体力が有り余っているなら先頭付近でペースメイクするなどして、自分自身で強度をコントロールしておくといい。

 

そうしているうちに、後続グループ(Group B)が追いついて来るはず。

後続グループ(Group B)においつかれたら、必ずその後続グループについていくこと。

 

これが重要な点で、先程までのグループと違い少しペースがあがることになるが、Enduranceレースの後半にアタックがかかった場合などに、きっちりついていくための練習になる。

 

 

終盤(80km〜120km)

この頃には、最終列車(Group A)が追いついて来る頃。

ここで最終列車(Group A)に乗って最後まで走りきるためには、これまで無駄な体力を使わず走ってこれたかが重要。

ここで最終列車(Group A)に乗れなくても、今のグループで走りきればよいかな。

 

集団から切れてしまうと一気にペースダウンしてしまうので、集団からは切れないよう細心の注意を払っておく。

 

 

考えられるリスク と その対処方法

後続グループのペースによっては、随分早いタイミングで追いつかれるもしくは最後まで追いつかれないで終わる可能性はある。

その場合は、他のグループが追いついてくることを期待するのは諦めて、グループ内でのポジションを上げて、グループのペースメイクを積極的に行うなどして、自分自身のパワーを少し上げて最後まで走ることを考えるといい。

 

 

ここに記載するまでもなく、このグループライドで最後まで先頭付近で走りきる人たちはこういった走りをしている人が多い。

 

 

 

 

グループライドで皆さんの走りを尊重しつつ、このイベントをうまく活用しましょう。