Take Action

50歳からはじめたフルマラソンでサブスリーを目指す。

ツールドおきなわ 市民100km マスターズ

今年力不足は否めないが、持てる力は全部使い切った。

 

 

 

市民210kmが「ホビーレーサーの甲子園」だとしたら、

市民100kmマスターズはさしずめ「全国統一大人テスト」ですね。

 

自分の位置を知るにはとても良い機会。

 

 

 

 

 

 

  

天気

最低気温は19℃、最高気温は25℃

東京と10℃近い差があるので、数字以上に暑く感じる。

風は強くない。

日差しが強いので日焼け止めは必須。

 

 

リザルト

市民レース 100km マスターズ

タイム: 3:01:21

順位:       14位

 

 

正式リザルト

http://www.tour-de-okinawa.jp/PDF/2019/07_result.pdf

 

レース当日のタイムライン

4:30 起床して、昨晩用意しておいたものを最終確認しつつ袋に詰め込む

  • ゼッケン(NITTO5000は貼り付け済み)と安全ピン
  • シューズ
  • ヘルメット
  • グローブ
  • ボトル
  • 補給食
  • 出走票
  • 日焼け止め
  • 朝食
  • 手荷物用のタグ

5:10    名護の宿泊場所より、レンタカーに分乗して国頭村まで移動

5:45    国頭村の無料駐車場に到着

6:10   プライベートリゾートオクマで、待機していた選手用移動バスに乗りこむ

6:40 奥に到着

7:00 自転車を受け取りレースに向けた準備 

10:19 レーススタート

13:20 レース終了

 

 

コースプロフィール

補給所は、65kmあたりの慶佐次だけです(キリッ)

 

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latlonglab.yahoo.co.jp

 

結果考察

レース前日夕食は、ど定番の「名護曲」

19:00頃に行ったものだから恐ろしく混雑してた。

沖縄そば定食をオーダーして最後のカーボンローディング。

 

朝食には、近くのコンビニで購入したおにぎりを3つ。

おにぎりは電子レンジであっためておいたので、選手移動用バスで移動している際にもぐもぐ。

 

スタート地点に到着すると、日が昇っておらずまだまだ肌寒い。

宿を出る時からニーウォーマー、アームウォーマー、ベストを着用しておいて大正解。これがなかったら身体がおもいきり冷えていたはず。

 

バイクを受け取り、ちゃんと動作するかをまず確認。

その後、ゼッケンを取り付けたり、日焼け止めを塗ったりと、補給食を確認したり、準備を一つずつおこなう。

特にゼッケンは、昨年の反省を活かし、今年はNITTO5000と安全ピンで。

 

 

 

ウォームアップ

 

レース当日は、8時以降コース規制されるので、アップのために走るところはほとんどない。

とはいえ、2週間近くほとんど自転車に乗ってないので、ペダリングを身体に思い出させるためにも、短い時間ながらもアップを行った。

 

 

補給食

水    ロングボトル2本

     1本はパワードリンクのChallengerを溶かしてカロリー

     上記以外に、慶佐次の補給所にて水を1本受け取り。

伊東屋  スポーツようかん 3本

メイタン カフェインプラス  2袋(フラスクにそのままいれて)

 

 

今年は 9/9よりこのレースにむけたZwift Planを選択し、ワークアウトをこなしてきた。毎週末、チーム自主練でレース距離・強度をこなして、レース対策もばっちり

 

 

・・・と言いたかったが、今年は仕事が忙しくトレーニングも細切れだし、直前の2週間はほとんど自転車に乗れずと不安だらけ。

 

 

でも、マシン万全。

直前にショップでメンテしてもらい、チェーンとBBは新品に交換済み。タイヤも新品に張り替えておいたし、Di2のバッテリーもフル充電。ペダリングモニターの電池は先月に新品に交換済み。

 

 

100kmオーバー40のエントリーリストを見ると340名。

エントリーリストのトップ10名はほぼ同じ。

ということはきっと今年も難儀すること間違いなし(^^)。

 

 

一応シード扱いなので、シード権を活用すべく直前までゆっくり準備させてもらう。 

 

 

10:08にオープンクラスがスタートして

10:19にいよいよマスターズがスタート。

 

 

今年の作戦は、今の実力を考えて

安全第一で

省エネ走りを心がけつつ

(先頭集団を吸収できれば)羽地ダムで残りたい

ところ。

 

今年は普久川の登りで先頭集団に残れる力がないのはわかっているので、仮に切れても慌てずに追う意志を持ち続けるようにしたい。

 

奥の登り(0 km地点)

リアルスタート方式なので、市民210km、市民140kmオープンの先頭集団が通過したらすぐにスタート。
スタートしたら、ずっとシッティングのままイーブンペースで登る。

周りはシード選手達なので走行ラインがふらつくこともなく、ペースも一定で安心して登れる。下りも、安定したライン取りのまま下っていく。

海岸線ではそこそこのペースで走り続ける。

 

この区間で水分補給をこまめに行い、メイタンのサイクルチャージも3分の1ほど補給。

 

そうしているうちに与那に近づいてきたので、集団が少し速度を落としたタイミングですーっと先頭付近まであがり、与那を登り出す。

 

与那の登り(22.4 km地点)

序盤のペースはいつもの感じ。

1kmほどいったところで、要注意人物(2506)が集団先頭に立ちペースを刻んで上がっていく。これが私にはきつくて、だんだん厳しくなってきた。

このままいくとKOMにたどり着く前にオールアウトしそうだったので、ペースを少し落とし、先頭の10名ちょいから少しずつ離れていく。

 

周りに同じような人達がそこそこいたので、一緒にKOMをクリアしたいところ。ここは粘りの走りで踏みとどまって無事KOMを通過。

普久川ダムの補給所を通過する頃には、第2集団に20名くらいはいたはず。

 

うん、去年と同じだ。

 

普久川ダムからの下りは、十分マージンを取りつつ慎重に下っていく。

 

 

高江の登り(38.7 km地点)

第2集団で学校坂を登りだす。

この集団では登りを爆上げする人もいないので、集団前方で淡々と。

先頭集団は平地も速い人達なので追いつけるかわかんないが、メイン集団でハイペースを刻めばどこかで吸収できるかもしれないという期待をしつつ、先頭交代して先を目指す。

 

東村の緩やかな登りを走っているときに、140kmのサンクスサイクルラボのメンバー一人を発見。聞いてみると、2回目の普久川ダムで先頭集団から遅れたみたい。

やっぱり140kmって激戦区だ。

 

100kmのメイン集団はまだまだ元気なので、その後も前から降ってくる人たちを吸収しつつ前進し続ける。先頭交代は均等に行う感じ。

 

その後、宮城の海岸線を走っていた頃だった気がするが、今度はGIROジャージを一人発見。市民210kmのメンバーだ!

 

おそらく30名近くはいると思われる混成集団が形成された。

 この混成集団の中では100km組が積極的に先頭交代を行いハイペースを保って走る。


ここらで補給をしておかないと後半戦に影響がでるので、

をとっておいた。ボトルの水は1本飲んでしまって、もう1本も残り半分以下。

 

 慶佐次の補給所では、余計なリスクを背負い込みたくないので、集団先頭付近までさっとあがって、すぐに水を受け取る。

 

補給後に数名がペースアップしたものの、登りきるまでには追いつき、集団のまま海岸線を下っていく。

 集団のローテーションが機能していたので、先頭集団からの千切れ組は吸収できるはず。ここからアップダウンがちょいちょいあるが、脚が攣る気配はなさそう。

スポーツようかんはあと1本のみ。

 

 

有銘の登り(75.1 km地点)

登りでは、数名元気な人がいて積極的にペースをあげて登っていく。慌てて追いかけることなどはせず、一定ペースを刻むよう慎重に走る。こういうところで省エネ走りして羽地に残しておかないと。

集団内を見渡すと、今までほとんど見かけなかった一桁シード選手が数名。これは、先頭集団から降ってきた人だな。いい傾向だ。

 

大浦湾沿いの平坦区間も、混成集団はハイペースで突き進んでいく。集団の前方に、羽地ダムの登りが見えて来た。

 

いよいよだ。 

 

羽地ダムの登り(92.7 km 地点)

そのままのペースで登りに差し掛かると、先頭付近にいた100kmマスターズの選手5名ほどがペースを上げ、集団から抜け出しつつあった。自分も集団から抜け出すべく、ポジションをあげようとしたら

 

ハムストの攣りキター

 

ここは踏ん張りどころ。

ダンシングで足攣りを誤魔化しつつ追いかけるが、少しずつ離されていく。

番越トンネルを抜けたところで、抜け出し組の5名との距離は15m程度。

 

でも、諦めずに数名とローテしつつ走り続けていたら、ダムにかかる橋を渡りきるころに、抜け出し組5名を無事吸収。

 

 

メイン集団として振り出しに戻った

 

 

国道58号に出ると、一気にメイン集団のペースは上がるもののきっちりステイ。

イオン坂もイーブンペースで登っていくが、坂を登り終えたころに再び脚攣り事案発生・・・

 

 

大ピーンチ

 

 

大変申し訳ないと、後ろの人に席を譲ってから下りでペダルをクルクルクルクルと。

集団の一番うしろまで位置を下げたころになんとか脚は復帰。

 

 

今日はギリギリだ。

 

 

 

その後の平坦区間でメイン集団はローテしてくかと思いきや、散発的にペースを上げる人がいてペースが落ち着かない。

 

ラスト2kmを通過。

 残り距離も少なくなったところで集団のペースが落ち着く。この集団には100kmマスターズが15名ほど+他のクラスの人。

 

100kmマスターズの人達は、メイン集団のトップを取る気でいる。

 

 

ラスト1kmを通過したあたりで一人早駆けした人がおり、メイン集団のペースは一気に上昇した。慌てずに追いかけたら、自分の前には3名、後ろは10名以上はいる感じ。

位置取り的に問題なし。

 

 

300mを過ぎでペースがグッと上がり、

200mを過ぎて目の前の人がスプリントを開始するのに併せ自分もスピードを上げる。

100mを過ぎて脚に力が入らないことを悟る。目の前には5名ほど。

50m   ・・・(無言)

ゴールしたら右脚が完全に攣り、自分の意志で制御不能。ペダルが外せなくなったのでカクカクしながらなんとか前に進む。

 

 

 

順位的に一桁はいけないだろうな。10番台というところだろう。

 

全国統一大人テストの結果は、あとで速報を見ることにする。

 

 

ゴール後は、芝生の上で仲間の帰りを待つことに。一緒に練習してきた仲間も続々と生還を果たす。

無事にゴールできて本当によかった。

 

  

 

 

走行データ

Duration:3:01:21

TSS:        224

IF:    0.86

NP:   211 W

平均ケイデンス: 90 rpm  ←クリート位置を替えておいてよかったな。

 

普久川の登りは、ここ3年の100kmオーバー40において最速だった。

先頭集団はさらに速い速度で登っているので、単に残るだけでなくその後の集団でローテーションをできる地脚が必要。

 

 

次回に向けた改善点

  • 来年はトレーニング方法を一から見直す。特に足りていないところを中心に。
  • 冬場から計画的に筋トレを行い、今より重めのギアを回せるようにする。
  • 普久川の登りを先頭集団でクリアする地脚をつくる。20分 4.9W/kgを出す必要あり。
  • 9月、10月の練習量の合計として、5500 TSS以上を目指す。
  • ゼッケンはNITTO 5000+安全ピンorマグネットにしておく。
  • レース前に爪は切っておく。
  • レース当日の朝食は普段どおりにする(食べすぎない)

 

 使用機材

フレーム:Emonda SLR

ホイール:Bontrager Aeolus 5(Tu)

タイヤ:Continental Competition 25mm

 シフト:ST-R8050

フロントディレーラー:FD-R8050

リアディレーラー:RD-R8050

クランク:FC-9000(50-36)with   ペダリングモニター

カセット:CS-R8000(12-25)

ブレーキ:BR-R8010

サドル:Selle SMP Composit