今シーズンの各レースを走ってきて、同じレースの走行データと比べるとケイデンスが相対的に落ちている気がする・・・じゃなくて、事実落ちてる。出力はほぼ一緒。
各レースに向けたトレーニングボリュームが減っているわけでもないし、加齢に伴う劣化だとしてもちょっと変化量が大きすぎるよなぁ。
平均ケイデンス 2018年 2019年
ニセコクラッシック(パノラマライン) 88.0 rpm → 85.6 rpm
佐渡国際トライアスロン(バイクパート) 90.3 rpm → 87.9 rpm
2018年 ニセコクラッシック(パノラマライン)
2019年 ニセコクラッシック(パノラマライン)
昨シーズンから変更したところあったっけ? と、思い出してみた。こういうときに私の外部記憶装置(=ブログ)が役に立つ。
サドル位置はほぼ一緒だし(ポジション変更はない)
各装備(ウェア・シューズ)も一緒だし
レースに向けた練習手段とメニューも変えてないし
あ、クリート位置だ。
ということで、
クリート位置を、昨年までの位置に戻してみた。
シマノのクリートだと、一番うしろでかつ外側につけている感じ。
あれ、ペダリングがすんなりできる。
明らかに踏み足のときにトルクをかけやすくなり、下死点をすんなり通過させやすい。
重要な点として、左足の踏み足のときに、トルクがかけやすくなった。一番力がかかりやすいところをダイレクトに踏めている感じ。
結果、ケイデンスが楽に保ちやすくなったので、出力もあがっている感じ。
やっぱりこうでなくっちゃ。
トレーニングしてて、うまく体を使えてない気がしたらどこかバランスが狂っているはず。自転車は構成要素がシンプルなだけに、いかようにも組み合わせパターンが考えられるので、正解のない中で、どう自分の最適解に近づけるかは何かしら指針が必要。
そういう観点で、フィッティングは非常に大事だと思っている。
プロにフィッティングをしてもらえば、客観的に判断・アドバイスをもらえるので、自分で気づけないようなポイントで改善されることで
合法的なパワーアップができる
可能性がある。
年齢的にトレーニングで劇的に変化することが少ないことを考えれば、機材投資よりフィッティングだな。