これ以上骨盤を倒すと出力を維持しにくくなるんだよね・・・股関節の柔軟性不足っす。
風呂上がりに股関節の柔軟体操は継続すべし。
世界トライアスロンシリーズ横浜大会まであと3週間をきった。
トレーニングは順調にできているので、あとはTTバイクのポジションを調整して、パワーを維持しやすいポジションに体を慣らしておきたいところ。
去年からバイクに変更を変えた部分として、
ステム:45mmライズから10mmライズへ
サドル:SMPのChronoからスペシャライズドのPower Expertへ
この変更により前傾姿勢が取りやすくなるとともに、コースに合わせた走行中のポジション調整がやりやすくなった。
調整する観点を押さえておくのが重要な気がするので、元ITT世界チャンピオンのEmmaさんのありがたい解説をきくことに。
TTバイクのポジション調整
自分の場合、TTバイクを使うレースは全て1時間以上なので、FTP近くの出力を出し続けられるポジションであることが大前提。その上で、どれだけエアロなポジションを取れるかがポイントになる。
ポジション調整した結果
- BBセンター〜サドル上面(お尻を置くあたり)を結ぶ直線は710mm(若干ロードバイクより低めにセット)。
- サドルの先端は、BB軸を通る垂直面より15mm後方。
- BB軸を通る垂線とハンドルバー(TTバーの変速レバー)の先端まで800mm
- サドルの角度は-8°
トライアスロンのレースなので、JTUの競技規則に準拠すればよし。
JBCF等のロードバイクのレースで必須の、UCI技術規定には準拠してない。
サドルを並べてみると、姿勢の違いによる角度差が出ている。
ロードよりも前傾姿勢をとるためにサドルの角度は前下りだが、座面からうける圧の感覚はロードもTTバイクも同じ。
サドル上面の高さを測定した際には、この座面の中央あたりで一番座りやすい位置で計測した。
サドルの上に定規をおいて、水平器で測定したら-8°。
ちなみに、UCIだと、サドルの最大許容傾斜は±3°以内です。
前面投影面積も見ておきたいので前から撮影。
頭、肩、腕の位置関係を確認だけしておく。
今や、仮想風洞実験にて、前面投影面積より空気抵抗をシミュレーションできる時代。
静止画を撮影したあとは、ペダリング時の動画を撮影しておく。
iPhoneのスローで撮影すると、ペダリング時の左右差がよく分かる。
ペダリングの左右差が出るのは仕方ないとしても、タイムに影響ありそうな無駄な動きがないかをチェックしておく。
第一段階のポジション調整は完了。
これからTTバイクでZwiftのメニューをこなしつつ、TTバイクのポジションを微調整していきたいところ。