パワートレーニングの基本数値となるFTPと体重は、各解析ツールを使う際に必要になるので予め設定しておく必要がある。
特に、TSS IFの値は、FTPをベースに算出するので設定は必須。
FTPおよび体重がどのパラメーターに影響しているかは下記を参照。
https://cyclo-sphere.com/help//faq/help_faq_myworkouts_8
Cyclosphere編
FTPの設定
自分で入力して設定する必要がある。
FTPの測定日も記録できるので、ワークアウトの結果を参照する際に、その時期のFTPと合わせてTSSやIFを自動的に算出してくれる。
ちなみに、SGX-CA500等のパイオニア製サイコン上で入力したFTPと体重はCyclo-Sphereでは使用しないとのこと(しらんかった・・・)
設定のガイド
Cyclo-Sphereで一部のパラメータが表示されないお客様へ
1. Cyclosphereにて、「統計データ」の画面にて、「編集」ボタンを押す
2. 「FTP」のタブを選択し、「日付」「FTP」を入力して「追加・更新」ボタンを押す
3.入力した値が反映されたことを確認する
体重の設定
1. Cyclosphereにて、「統計データ」の画面にて、「編集」ボタンを押す
2. 「体重」のタブを選択し、「日付」「体重」を入力して「追加・更新」ボタンを押す
3.入力した値が反映されたことを確認する
Training peaks編
FTPの設定
自分で設定する必要がある。
ワークアウトの結果等にて、現在のFTP設定値を超えた場合は自動的に更新することが可能。
但し、FTPが下がった場合は自動的には更新されないので、シーズンオフなどでFTPが下がった状態の場合などは、自分で設定してやる必要がある。
設定のガイド
How to Set your Thresholds and Calculate your Zones – TrainingPeaks Help Center
1. Training peaks にログインし、アカウントの「Settings」 を選択
2. Account Settings の画面にて、 「Zone」→「Power」を選択する。
Auto Calculation の欄にて
Choose Typeを「Threshhold Power」
Choose Methodを「Andy Coggan(6)」
を選択し、「Calculate」ボタンを押し、「Save」する。
※Andy Coggan以外にも選択肢はあるが、一般的に使用されているものを選択したほうが無難。
体重の設定
Training Peaksでは、自分で体重を設定する必要がある。
1. Training Peaksのカレンダーで「+」を選択し、Add Otherの中から「Metrics」を選択する
2. Metricsの画面において「Weight」を入力し「OK」を押す。
自動連携サービスの活用
いわゆるスマート体重計(測定結果をWebに自動的にアップロードしてくれるタイプのもの)があれば、Webにアップロードした結果をTraining Peaksに自動的に連携できる可能性があるので調べてみるといいかも。
私の場合は、NokiaのWithingsを使用していて
Withings→NokiaのWithingsサイト→Training peaks と測定結果を連携させているので
毎朝測定した体重は、そのまま自動的にTraining Peaksに取り込まれる。
残念ながら、Withings → Cyclosphere への連携機能はない。
設定のガイド
Withings products – TrainingPeaks Help Center
Withingsが接続可能なアプリ(as of 2018/02/04)
WithingsよりTraining Peaksに体重・体脂肪率の情報が取り込まれた例
Metricsの値として、Withingsで測定した時の体重・体脂肪が取り込まれている。
Zwift編(おまけ)
Zwiftは解析ツールではないが、ついでに記載。
Zwiftの場合は、FTP・体重がキチンと設定されていないと、Zwift内での走りが変わってしまうので、設定が必須事項のためここにまとめて記載あり。
ユーザ・プロファイル(Age‐年齢, Weight‐体重, FTP‐閾値パワー)のメインテナンス – Zwift サポートハブ
FTPの設定
Zwift | News - Zwift How-To: Understanding & Finding Your FTP
自分のFTPがわからないZwifterのために、FTP測定のワークアウトも案内されている。
体重の設定
上記リンクを参照