今年はTraining Peaksを使ってパフォーマンス管理を行っているのは前述の通り。
パフォーマンス管理を行うにはPDCAが重要だと知っていながら、自分自身のパフォーマンスを振り返る時間が取れてなかった。
ここでは、現在のパフォーマンスの振り返りと、確認すべきポイントを押さえて記載していきたい。
まずは、直近3ヶ月間における、TSS/weekの確認。
TSS/week 550.1
IF 0.79
であり、計画値(ATP)通り。
特に、TSS/weekは、計画値(ATP)で週当たりの目標値を決まってくるので、それにあわせてTSSを積み上げないと、疲れが溜まりすぎてパフォーマンスを落としちゃう可能性も。。
次にパワープロフィール。
これを見ると私がどのレベルの人間なのか一目瞭然。
自分の現状を把握するにはこれが最適であり、見るのが怖い(><)。
パワープロフィールのグラフでは、計測時間毎に、週あたりの最高値を棒グラフで示しているので、サボっちゃった週がまるわかり
この3ヶ月の 最高値を拾ってみると
5sec: 767 W(12.359 W/kg)
1min: 407 W(6.694 W/kg)
5min: 295 W(4.799 W/kg)
20min: 274 W(4.455 W/kg)
60min: 238 W(3.888 W/kg)
5sec と 1minは、練習をサボっているのがバレバレ。
せめて、Cat 4レベルが練習でコンスタントにだせるようにしないと。
というのも、小刻みなアップダウンがあるレースにおいて、この領域の出力がだせないことには、脚が削られて最終局面に残れなくなってしまう。
5min, 20min, 60minは、現在Cat 3のレベル内に収まっているものの、今後出るレースでの結果を出すためには、ベストな状態でCat 1レベルへ引き上げたいところ。
今のままのトレーニング負荷・量では現状維持になるだけなので、見直しが必要なのは明らか。
パワープロフィール
Power Profiling | TrainingPeaks からの引用
次にピークパワーの推移。
これは現在のピークパワーが見られるだけでなく、別の期間のピークパワーの測定値があればそれと比較して見ることも可能になる。
ここでは
2017/02/01 - 2017/04/30 (直近3ヶ月間)
2016/09/01 - 2016/11/30(ツールドおきなわにむけて練習していた頃)
を比較して見る
今のほうが出力が出ていると思われるのは、20min以上。
ただこれはトレーニング方法の違いによるものが大きく、今年はZwiftがメインなので、3本ローラー上における長時間のトレーニングが殆ど。
つまり、Zwiftを走っていると自然と、20min 60min 90minのピークパワーを更新しちゃっていたというのが正しい。
ちなみに、Zwiftのレースに参加すると恐ろしい世界の猛者と走れるので、更なる高みも目指しやすいので、今後も継続していこうと思う。
直近 昨年
20min 274W 266W
30min 253W 225W
60min 238W 203W
90min 231W 190W
最後にキロジュールの記録。
この値はダイエットするためにはいいかも。
とはいえ、毎朝おきてから体重測定していて、体重の推移は把握しているし、シーズン中にあとどれだけ落とせるかも把握しているつもり。
上記の振り返りを踏まえて、見直す点は
- 5sec, 1min のトレーニング時間を増やし、Cat 4レベルが出せるようになる
- 5min 20min のトレーニング強度を上げて、まずCat 2レベルを目指す(最近FTPを更新したので、それにあわせて練習強度に見直す)
- そのために、年間のトレーニングプラン(ATP)において、週あたりのTSSを 600 → 700に引き上げる。
これにより、Fitness(CTL)を 7月のニセコクラシックのときに 90近くにもっていける想定。Form(TSB)を注意して、疲れを蓄積しないようにしたいところ。