今年最大の目標にしてきたニセコクラッシック。
クラスの上位25%に残ってUCIのGran Fond World Series@France にでたいところ。
自分のクラス(45-49)は昨年のエントリーに比べると
56名→95名と大幅に増えており、強い人が増えているんじゃないかと推測。
でも、練習してきたことを出せれば上位25%は固いんじゃないかなと(これが大いなる勘違いだと気付くのはレース終わってから)
天気
ニセコの天気予報は晴れで、最低気温24℃ 最高気温29℃ とかなり暑いこと予想された。北海道はもっと涼しくて過ごしやすいかと思っていたのに・・・
リザルト
出場クラス名:140km Men 45-49
タイム: 4:19:35
順位: 25位 (95✕0.25=23.75 む、無念・・・)
レース当日のタイムライン
4:30 起床 → その後、朝食
6:00 出走サイン
6:52 スタート(最初の4kmぐらいはパレード走行)
11:20 ゴール
結果考察
宿泊した場所が、スタート地点のすぐそばだったのでとても便利だった。
レース前にバタバタしなくていいのは有り難いので、来年もここにしたいところ。
出走時に用意したのは
- ボトルは2本(水とOXYDRIVE入りの1本ずつ)
- 補給食(写真)+2Run✕2袋 約1100kcal
写真には写ってないが 2Runをレース中に摂取したら効果てきめんだった。
コース
今回のコースプロフィールを見ると結構な獲得標高。一つ一つの登りはおきなわに比べて距離と獲得標高あるので、ヒルクライマー向けな気がする(汗)
前日に、105km地点から140km地点(ゴール)までの下見をしたが、斜度のある登りが複数あり、ここで一気にふるい落とされるのは間違いない。
地点 距離 獲得標高 平均斜度
- 5.2km 8.6km 265m 3.1%
- 19.8km 6.5km 152m 2.3%
- 35.1km 15.7km 667m 4.2%
- 104.6km 10.8km 412m 3.8%
- 125.5km 3.5km 200m 5.6%
- 133.7km 7.8km 150m 1.9%
※平均斜度は目安でしかなく、むしろ4. や5.では、前半に斜度のある登り(6%以上)があり、長距離を走ってきた脚に堪えるレイアウト
スタートすると、そのままパレード走行が4kmほど。
その後、リアルスタートが切られてすぐに1. の登りに差し掛かる。
ここは距離・標高ともにそれほどではなく、全体の20番目ぐらいで登り終える。でもスロースターターの自分にとって、ウォームアップを殆どせずに登るのは得意でない(おきなわ140kmで何度も経験済み)。その後の下り区間は集団で下るとあっという間。
続いて2.の登りに入る。
ここは距離・標高ともに先ほどよりもコンパクト。ペースも平穏な感じであり、あっという間にピークを超える。ここからの下りは多少テクニカルな部分と直線が混ざっていて、結構スピードが出ていた部分もあったかな?
コースを左折すると3.の登りに入る。
ここは距離・標高が一番あり、(ひょっとすると登りが早い人達が抜け出すかもしれないが)いつもの出力で登れれば先頭集団には残れると思っていたところ。登り始めてからチームメンバー4名とも集団の前方に位置しているのでここはいけそうな感じ。
とおもっていたら、中盤ぐらいで登りペースアップが入ったところで(暑さのせいなのか)いつもの出力を出すことができず一気に苦しい状態に・・・
メーター読みで、いつもに比べ、-20Wぐらいで頭打ち・・・Bad Dayっすか。
先頭集団からすぐに離れはしないが、徐々に離されていて追いつけない。見えるだけに追いつこうと頑張るが苦しさだけが増す感じ。
最初のピークぽいところ(その後しばらく平坦)を走っていて、30秒ぐらい先にも集団は全く見えず。恐らくここで30名近くがいってしまった・・・(このときの人数の勘違い・・・)
本物のピークに到達し、長い下りをクラウチングで飛ばすものの、体重が軽いためか80km/hぐらいで頭打ち。
下りの途中の1km以上ある直線路にて、小さな集団が丁度右折するのが見えた。だが、単騎であそこに追いつくことは絶望的な距離だった。
下り終えて平坦区間になると、後ろから何名か合流してきて10名程度の小集団になる。番号を見ると若いクラスばかり・・・と思っていたら、140kmに出ておられた安曇野の大石さん。あと、同じクラスも1名(659さん)。
補給地点に近づき、補給を受け取ろうとすると目の前で落車!
コケた人達の中からカーボンフレームが逝ったときの音が・・・でも、身体じゃなくってよかったとおもうべきなのかも。
補給で水ボトルを2本受取り先を急ぐ。
皆さん平坦区間をローテーションするのだが、1人外国人さんが集団後方に陣取りあからさまに先頭交代をスキップしまくっているので、"You save energy, don't you" と声かけて先頭交代に加わらせる。
105km地点までほぼ平坦なので、集団から切れる人もいない。
橋を渡り右折すると、4. の登りが登場。
ここはいきなり斜度がきつめで、大石さんと同じクラス(659)がそのまま先頭にたって離れていく。その後にするするっと スキップ外国人さんもここで前に出てきた。やっぱり脚貯めてたんだな。
ここはペースで登っていくしかないので、すぐにスキップ外国人さんをパスし、大石さんや同じクラス(659)を目標にしながら走っていく。
途中何人も追い越したが、ゼッケンの色をみて「違うクラスだ・・・」と落ち込む。
結構登りが続くのだが、ここは我慢。
漸くピークが見えて下りに差し掛かる。少し前に少人数が下っていたので、下りで追いいてそのまま次の登りへ。
5. の登りは、最初が直登りだし、斜度もあってキツそう。
すぐに単騎登りとなりペースで登っていると、中盤あたりで後ろから小集団がおいついてきて、若者達に混じり同じクラスの人達(602,604,606)が。
でも、同じクラスは30名近く先にいっているし、飛び乗っても結果は変わんないとおもい見送る(モチベーションが下がっていたため、重大な判断ミス)。
その後、漸く1人同じクラスを追い抜いた。たしか、3つめの長い登りで、距離聞かれたなぁ。
4-1= +3 ← いまここ
その後の6.のアップダウンも、ほぼ単騎で走り続け漸くゴール。
きっと、30 + 3位ぐらいでしょ。
で、クラス上位25%の人達。
やっちゃったー(TT)
今回は、(コンディションが落ちてたといえ)単純に実力が伴ってなかった。どんなコンディションでも、最低限10位内の人達と張り合える実力をつけないとな。
でも、嬉しいことに、この大会にむけて一緒に練習してきたチームメンバー3名がこのクラスで上位25%に入ったこと。
メダルをゲットしてとても嬉しそうだった。
練習で一緒に走って努力の過程も見ているだけに、こっちまで嬉しくなってしまう。
使用機材
フレーム:Trek Madone 6.9
ホイール:Bontrager Aeolus D5
タイヤ:Continental Competition(TU)
シフト:ST-7900
フロントディレーラー:FD-7900
リアディレーラー:RD-7900
クランク:FC-9000 (50-36) with Pioneer ペダリングモニター
カセット:CS-7900 (12-23)
ブレーキ:BR-7900
走行データ
レース時の出力ダウンの原因分析が別途必要。
次回に向けた改善点
- レースで、出力がでなかった原因を分析
- 苦手な暑さを克服する
- 長めの登坂力を向上させる