Take Action

50歳からはじめたフルマラソンでサブスリーを目指す。

トレーニング計画 と パフォーマンスの管理方法

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今年からTrainingPeaksをつかって、年間のトレーニング計画を立てることにした。

昨年トレーニングをちゃんとやっていたにも関わらず、まったく力が発揮できない状態に陥ったことがあり、トレーニング計画どおりにやることで、自分のパフォーマンスをすこしでもちゃんと把握したいと思ったのがきっかけ。

 

 

 

 

Annual Training Plan(ATP)とはどういったものか?

help.trainingpeaks.com

 

ATPのセットアップ手順(動画入り)

help.trainingpeaks.com

 

 

セットアップ時に設定すべきポイント

1. Choose Training Methodology

何を軸にトレーニングプランを作るのか?を考えると、自分の正確な状態をみるにはパワー(出力)をベースに考えるのが一番確実なので、ここでは 中級者向けのTSSを選んだ。

当然のことながら、TSSを出すためにはパワーメーターが必須。

 

初心者向け:Duration(トレーニング時間)

中級者向け:TSS(Training Stress Score)  *1 ←これを選択

上級者向け:Fitness(CTL)

 

 

 

 

2. Enter Details

1年間を通じて出るレースにおいて、優先順位をつけた上で、目標とするレースで実力が発揮できるようにトレーニング時間を配分したいところ。

 

Data Range:Annual Training Planの対象となる期間を入力

Periodization:トレーニング区分けを自動計算させるか、手動で設定するか

Current Fitness:Base Building期間を多めに入れる必要があるかどうか。

Recovery Cycle:リカバリー週を何週間ごとに入れるのか。

 

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3. Determine Training Volume

1週間あたりどれだけのTSSを稼げるかという、現実をちゃんと把握していないとここに入力ができない。過去に出力ベースでトレーニングをした記録があればそれが参考になるかも。

自分の場合、頑張って1週間あたり 600 TSS 前後のため、Average Weekly TSSを600にセットしてみる。

 1週間あたりのトレーニング時間にすると、10〜12時間程度が必要。

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4. Add Events

 1年間を通じて出るレースの開催日・レースの時間・優先順位をつけて入力する。

優先度 高 A

優先度 中 B

優先度 低 C  

 

以上の項目を全部入れると、 ATPとして、レースにむけた1週間あたりのTSSと、そのときのFitness(CTL)を自動的に算出してくれる。

(優先度 低 C のものだと、Fitness(CTL)の算出ロジックには関係なさそう)

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これを見る際のポイントは、

TSS(Completed )

Fitness(CTL)

Form(TSB)

 

TSS(Completed)をみると、毎週の計画通りにできているかが分かる。これが積み上がることでCTLが算出されるので、できるだけ計画通りに進めることが重要。

これまでのところ平均値を見るとTSS 550付近なので、概ね計画通りといえる。

 

Fitness(CTL)をみると、Actual がATPの値を若干上回っていることから、必要なトレーニングボリュームを確保してきた結果と言える。

 

Form(TSB)では、*2 値がプラスにあれば元気な状態であり、マイナスにあると疲労した状態にあり、Form(TSB)ATPをマイナスにセットされている部分では、通常より負荷を掛けたトレーニングを実施する必要がある。

 

 

 

 

コンディションがこの4ヶ月ほどでどれだけ向上してきたかを見てみる。

TSS 600/week ぐらいはトレーニングできており、Fitness(CTL)をみてみると 

2017/1/1   Fitness(CTL)  60   

2017/04/30  Fitness(CTL) 78 

と、ちゃんと上昇していて、コンディションが上がってきているのは走っていても実感できる。

 

 

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ただ、もう一つ上にいくためには、週当たりのトレーニング量(TSS)を増やさないとだめなので、5月以降は 700 TSS/week を目安にプランしなおして今後みてみよう。

*1:Training Stress Scoreとは: 運動の距離と強度を考慮にいれた合成数。ある運動で生じた、すべてのトレーニング負荷と生理ストレスを1つの数字にまとめた推定値である。

*2:Training Stress Balanceとは、長期と短期のトレーニング負荷の差をだしたもの。TSB=CTL-ALT であり、最近どれぐらい練習したかと、長期的にどのくらい練習してきたかを比べる目安であり、「どれぐらい元気な状態か」を示す指標

チーム練

今日はチーム練のため、千葉まで移動。

日曜は道中の道が混んでいないので集合時間までに余裕をもって移動できる。

 

参加メンバーを見るとGW前ということもあり、ちょっと少な目な 10名ぐらい。

 

今日は名水コース(というらしい)を走るとのこと。

自分はコースが全く分からないので分かっている人についていくのみ。

決して遅れるわけにはいかないため、こっちは真剣デス。

 

今日の目標は、終盤単独での逃げ切りに持ち込みたいところ。


 

 

スタートしてから外房有料道路を走りつつ先頭交代するが、強い人や不慣れな人は先頭交代時に速度を上げすぎてしまい、集団が伸びたり縮んだり。

こんなところで無駄に脚を使いすぎると、きっと後半までついていけなくなっちゃうんじゃないかなぁ?

 

先頭交代時には速度維持(上げるのではなく)に重きをおいて、10秒程度で次の人へ交代する。

ペース自体は至って平穏なのだが、いつの間にかグループの人数は4名しかいなくなり、途中の休憩ポイントに到着。

 

他の3名の方々の名前を存じ上げないため、便宜上、おおがらさん、がっちりさん、ほっそりさんとしておこう。

 

  • おおがらさんは明らかに平地が得意なルーラータイプ
  • がっちりさんは平地と短い登りがこなせそうなパンチャータイプ
  • ほっそりさんは登りが得意なクライマータイプ

 

休憩ポイントから先は、私の微かな記憶だと、1分以内のアップダウンが比較的多くなり、登りと平地がミックスされてくる感じかなと。

 

ユートピア笠森の登りまでは皆さん一緒だったものの、登りに入ると完全に崩壊してしまう。とりあえずピークはちゃんと先着させていただいた。

 

一旦下りで後続を待ち再合流。

 

つづいて、秋元牧場に向かうが、他の方々にやや疲れがみられるので、平地の先頭交代は多少自分が多めに引いてペースを落とさないようにする。

 

秋元牧場の登りに差し掛かるころには、ほっそりさんしかいなくなる。

ほっそりさんの登りはダンシングメインのため、秋元牧場の頂上まできっとペースが保てないとみて後半で勝負することに。

登り始めは自分のペースで入り、途中からほっそりさんがダンシングで先頭にでてくるが登るにつれて息遣いが荒くなってくる。景色が開けて頂上まで見えるところまできたら徐々にペースをあげて、最後のピークまでの短い登りを全開で駆け上がり、ピークを先着。

 

たぶん、ほっそりさんは切れただろうな。

 

あとの平地区間は、平均200W程度以上をキープし、最後のコンビニまで単独逃げ切り成功。

 

 

Duration: 2:56:25

TSS:  190.9

IF:      0.81

 

 

振り返ってみると、Duration・TSS・IFが、Zwiftの100km Raceと殆ど変わらない。100km Raceは日本時間の午後開催なので、トレーニング効率だけを考えれば(移動時間がいらない)Zwiftもいいっすね。

 

 

とはいえ、最近 Fitness(CTL)の値が、80手前で停滞している。

TSSが足りないんだろうな・・・もう少しトレーニング量を増やさないと。

 

 

ZWIFT ASIA 100km

www.youtube.com

 

今週はU.S.へ短期出張

 

最近ASIA 100kmが予定通り開催されるか直前まで分からないので、予定が立てづらい。でも開催されるとなれば、是非走っておきたいところ。

 

今日は、リッチモンド(フラット)を19周。

グループリーダーはいつものLukman。

フロントライダーは200Wをキープする走りなので、自分もできるだけ集団の先頭交代に加わり、ペース維持と練習強度の確保に心がける。

 

12周をすぎたところで、何故か突如センサー信号の途切れ。

しまった、iTunesで音楽を聞いていたので、Wifi経由でダウンロードしにいったのが、Pioneerのセンサー信号と干渉したのかも。

 

 

先頭集団から30秒遅れてしまったので、復帰は絶望的。

仕方ないので、200Wを切らないように出力コントロールして、個人タイムトライアルモードに切替える。これが精神的に鍛えられるのでいいんです。

ラスト2周は220Wまで平均出力をあげて、先頭集団にもラップされることなくゴール。

 

 

Duration 2:41:41

TSS        158.1

IF             0.77

 

 

最近、FTPが上がっていたので、IFも低めな感じ。

 

 

ソロ練

 

今日は朝から千葉に走りに来た。

 というのも、いつものZwift ASIA 100kmが開催されないから(TT)

 

折角走りに来たからには、GWのもてぎ7耐にむけて、ちょいと距離と強度を稼ぎたいところ。

登りは強度をセーブしつつ、平地は出力一定、終盤には残さず出し切るつもりで。

 

こういうときにパワーメーターっていいコーチになってくれる。

 

コース自体はよく走っているが、明らかに去年の秋より走りが快調な感じ。

ボントレガーホイールのおかげもあるかも。

 

 

 

順調に工程を消化し、牛久セブンすぎからゴールまでが最後の頑張りどころ。

最後の登りをもがきたおして終了〜

 

Duration:  4:10:01

TSS:    244.2

IF:            0.77

 

距離を伸ばした分だけ、TSSは稼げたかなと。

 

 

 

 

 

 

ZHR Centurion Race (100km)

今日は、ロンドンへ短期出張。

 

昨夜の夜仕事のため疲れがあるものの、CTLをちゃんと稼ぐためにも出かける。

 

参加人数は全部で30名程度。

スタート直後のセレクションで第二集団に落ち着く。

 

平坦区間は200Wちょいで走るので、自分にとっては快適そのもの。

できるだけ皆さんにもついてきてもらいたいので、出力は上げすぎず切れそうな人はちゃんとブリッジして集団の人数を減らさないようにする。

 

とくにBOX HILLの登りでは、集団の一番後ろにいて、集団から切れそうな人がいたら牽引してグループに戻れるようにする。

この走りをしているといいトレーニングになる。

 

 

5周のうちの4周を消化し、いよいよ最終周。

 

常に小集団の先頭をひくことで運動強度を落とさず、200W以上にキープできる。

とはいえ、流石にBOX HILLの登りはしっかり追い込みたいので、登り口から一気に出力をあげてペース走であがっていく。

どうやら、この周回のBOX HILLの登りはトップタイムだったみたい。

 

Zwiftだと、これだけの時間をいい強度で走れるのがいい。

1人だと絶対にできない。

一緒に走ってもらった皆さん、ありがとう!

 

 

Duration 2:55:51

TSS        189

IF              0.80

ZWIFT ASIA 100km

今日も朝から南の島へひとっ飛び。

 

いつも通りに

補給食 ボトル2本分の水とSports Yokan 2個

汗拭きタオル 3枚

 

前半はリーダーがペースコントロールしてくれるので、大人しく集団の中ほどで走る。登りの後に集団が分裂しそうな時は、ブリッジ役を買ってでてできるだけ集団がまとまって走行できるようにする。

途中リーダーだけが集団から遅れて、全員でスローダウンしてたな(^^)

 

 

後半に入ってから、練習強度を少し上げるために集団先頭に出る。

自分が210Wあたりをキープしていれば、自然に集団先頭にでていき、先頭に立つと抵抗から再び集団内に戻るという、所謂先頭交代っぽい感じになる。

 

そんな走りを続けて、先頭から10番目以内をずっとキープする感じ。

 

 

最終周のスプリントポイント過ぎで、一斉にレースモードになる。

小集団でゴールして終了。

 

Duration 2:43:51

TSS 168

IF 0.79

 

そろそろFTPを測定し直さないといかんなぁ

 

 

 

 

 

ZWIFT ASIA 100km

ラスト5kmぐらいだけ  Thanks Lukman

www.youtube.com

 

今朝は飲み会のお酒がまだ残ってる・・・orz

 

でも強制的に南の島へ出張

 

 

今回は、いつもより重めのギアでキレイに回すことを注意して走るつもり。

 

 

Zwiftのアバターの頭でかいなぁ。

集団走行していると前が見づらい(笑)

 

先頭集団は比較的ペースを抑えめで最後まで一緒に走ろう的な感じだったので、自分の運動強度を少しでも上げるため、できるだけ先頭交代に加わる(といっても先頭集団かたは飛び出さないギリギリのところ)

 

身体がいつもより水を欲するので、ハイペースで水を消費しつつ、補給食も取っていたらいつの間にか最終周。

 

ゴールまであと5km地点で、リーダーの「GoGoGo!!!」の掛け声とともにミニレースが始まるが、なぜか鬼のような加速の皆さんから少しづず離されていく・・・

 

3本だと、高出力維持が辛いくて、燃費いいけど加速が遅い感じ。

 

さしずめ

固定=大排気量のスポーツカー

3本=小型の乗用車

 

といった感じか。

 

 

そんなわけで、最後のスプリントももがくことができず流しゴール。

 

 

 

いいトレーニングになった。

 

Duration 2:38:57

TSS 160.9

IF 0.78